...さっそく私は私自身の身丈の衣服をできるだけうまく身に着けた...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...スクルージはその侏儒のような身丈(せい)恰好(かっこう)に眼を留めながら訊いた...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...それほど私は身丈なども比較的大きかったので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...一人取残された身丈(せい)の高いハイカラの芸者は...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...身丈(せい)は高からず低からず...
永井荷風 「申訳」
...身丈(みたけ)の長い羽織なので...
林芙美子 「新版 放浪記」
...この前とすこし身丈がちがうようであった...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...廿歳……大きな子供の身丈ぐらいしかないおチビさんで...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...自分より身丈の高い芒の中を掻(か)き分けて...
堀辰雄 「幼年時代」
...嵩がまた斯の如く厖大なものであつたから余程優れた強肩と稀なる身丈を有してそろつた若者でない限り...
牧野信一 「バラルダ物語」
...身丈は高くないけれど低く過ぎもしなかった...
三浦環 「お蝶夫人」
...身丈なんか私共より高くなって...
宮本百合子 「後庭」
...身丈に七、八寸余った長さである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...身丈(みたけ)がすんなりとして柳の木を削って作ったような若君である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...」それはもう断れない身丈もきめて作られた衣裳だった...
室生犀星 「津の国人」
...その人の身丈ほどもあるかとさえ思われた...
吉川英治 「平の将門」
...身丈(みのたけ)のすぐれた三十四...
吉川英治 「宮本武蔵」
...身丈(みのたけ)とか...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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