...おのれの種属のために身を捨てる義心にいたっては決してヨーロッパ人に劣らぬ者があるが...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...自分の身を捨てるつもりでやって参りましたの...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...身を捨てる藪はないと見たのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...ただどう身を捨てるかが問題である...
夏目漱石 「虞美人草」
...それへ身を捨てるとお思いになればよいと思います」と夕霧は言った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...たとえば「身を捨てる」という事を顕著にするために...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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