...如何にも素速いのは愛嬌たっぷりであった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...浅黒い坊主頭の愛嬌たっぷりの顔を始めて現わしました...
谷崎潤一郎 「幇間」
...時々愛嬌たっぷりの眼つきで...
谷崎潤一郎 「幇間」
...それがいかにも闊達な愛嬌たっぷりの笑顔だったもので...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...公爵は愛嬌たっぷりな頓智のよい応待振りを発揮しながら...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...愛嬌たっぷりの顔...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...愛嬌たっぷりなのがすれちがいざまに...
中里介山 「大菩薩峠」
...非常に愛嬌たっぷりで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...京極が、三浦環嬢を連れて来り、「大放送」の五景の時出て、挨拶をした、六十歳の嬢は十何歳の声を出し、愛嬌たっぷりで、「ロッパさんを尚今後とも可愛がって下さいまし、私も何卒」なんて言ひ、大喝采...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...女史の愛嬌たっぷりな如何にも魅力に富んだ面にもかかわらず...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
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