...それは殆ど身の丈四十フィートの肥った男が...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...身の丈も将軍家よりは...
太宰治 「右大臣実朝」
...身の丈は六尺もあろうか...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...当時は婦人の身長が一体に低かったようであるが彼女(かのじょ)も身の丈(たけ)が五尺に充(み)たず顔や手足の道具が非常に小作りで繊細(せんさい)を極めていたという...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...実際庄造の身の丈ぐらい迄は鮮やかに跳んで...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...法師丸の身の丈(たけ)は五尺二寸...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...『ああチュウーヂュース生める子は痛くも父に似ざるよな! 800將チューヂュース身の丈は短かりしも勇ありき...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...身の丈(たけ)尋常...
中里介山 「大菩薩峠」
...人の肩越しにのぞくだけの身の丈を持ち合わせない米友です...
中里介山 「大菩薩峠」
...人間の身の丈(た)けぐらいに白い光りの見ゆるのが...
沼田一雅 「白い光と上野の鐘」
...身の丈(た)け程の恰好な藪が続いて...
野村胡堂 「江戸の火術」
...身の丈三十フィートはあるが...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...私の身の丈(た)けは五尺七寸三...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...洲は身の丈低く、容貌醜く、其賦性も遅鈍であつたので、此時に至るまで名を問ふものもなかつたのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...身の丈け六フィート以上でなければ採用しないとかいう規則のために同じ背の高い英国人の中でも一と際目立つた大兵肥満の体格の持主ばかりで...
森律子 「三度會つた巡査」
...その身の丈が見上げても目の届かぬほどに高かった...
柳田国男 「山の人生」
...身の丈七尺、眼は黄、面(おもて)は黒く、腰は熊のごとく背中は虎に似ている...
吉川英治 「三国志」
...ちょうど身の丈(たけ)ぐらいな這松(はいまつ)やつつじが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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