...いきなり相手を後脚(あとあし)で蹴飛ばすさうだが...
薄田泣菫 「茶話」
...長火鉢の奥に坐つてゐる老母を蹴飛ばすやうにして追ひたて...
太宰治 「火の鳥」
...「エイ」と言って蹴飛ばすと...
中里介山 「大菩薩峠」
...足をあげて八ヶ岳の頭を蹴飛ばすと...
中里介山 「大菩薩峠」
...犬猫を蹴飛ばすの混乱になってきました...
中里介山 「大菩薩峠」
...それを蹴飛ばすと...
中里介山 「大菩薩峠」
...膳を二三枚蹴飛ばすと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...おろ/\するお關を蹴飛ばすやうに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...晝寢で火鉢を蹴飛ばすこともある」「ふざけちやいけない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...窓格子を蹴飛ばすと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...前後不覚でアルコールを蹴飛ばす...
羽志主水 「越後獅子」
...蹴飛ばすだろうな...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...蹴飛ばすことが出来ないのだ! 畜生ッ!呪えども...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...蹴飛ばすほどまで大きくは決してさせなかった...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...足を捉えられたのならば蹴飛ばす事が出来る...
夢野久作 「暗黒公使」
...お柳を蹴飛ばすように...
横光利一 「上海」
...動かねえと蹴飛ばすぞ!」遍路の笠へ顔をよせて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...裏木戸を蹴飛ばすような騒々しい音と一緒にあの植木屋が大事件だ...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
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