...馬が突然後脚を空中に蹴上げ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...足は前方に蹴上げる...
梅崎春生 「狂い凧」
...蹴上げからポタリポタリとだんだん下へしたたり落ちていた...
大阪圭吉 「灯台鬼」
...囲柵の中で砂を蹴上げたりした...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...ようやくとまったバスの横腹を力まかせに蹴上げた...
太宰治 「秋風記」
...女達が揃つて足を蹴上げる藝当を...
永井荷風 「勲章」
...レヴユーの舞台で踊子の足を蹴上げて踊る姿を見詰めたり...
永井壮吉 「人妻」
...手を組み足を蹴上げて跳ね廻る時...
中島敦 「光と風と夢」
...狂った馬が後脚を蹴上げるように...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...私は左の足でそれを蹴上げた...
葉山嘉樹 「牢獄の半日」
...看守長の睾丸を全身の力を罩(こ)めて蹴上げた...
葉山嘉樹 「牢獄の半日」
...思はず蚊帳を蹴上げて叫んだ...
牧野信一 「創作生活にて」
...「しつかりしろツ!」と伝が尻を蹴上げたりした...
牧野信一 「創作生活にて」
...近代史上に蹴上げている...
夢野久作 「暗黒公使」
...飛沫(しぶき)を蹴上げて天馬空(くう)を駛(はし)るが如く...
夢野久作 「名娼満月」
...ほとんど蹴上げられた鞠の如く...
吉川英治 「剣難女難」
...いきなり足で川水を蹴上げて...
吉川英治 「新書太閤記」
...武松の柄(つか)の手をばッと間髪に蹴上げていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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