...馬が突然後脚を空中に蹴上げ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...足を挙げてその脾腹(ひばら)と思うあたりを力一杯蹴上げてくれた...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...また左足を挙げて蹴上げてくれた...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...蹴上げたる 365塵埃亂れ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...弁慶が行きちがひざまに薙刀の柄もとを蹴上げられてすはと向きなほるところが目について消えなかつた...
中勘助 「能の見はじめ」
...女達が揃つて足を蹴上げる藝当を...
永井荷風 「勲章」
...レヴユーの舞台で踊子の足を蹴上げて踊る姿を見詰めたり...
永井壮吉 「人妻」
...「なんということだ」それに泥を蹴上げて...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...見事膳を蹴上げると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見事膳を蹴上げると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...犬っころのように雪を蹴上げて飛んで来たのはガラッ八の八五郎でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...踵でぼんのくぼを蹴上げるようにして田村町一丁目の方へ走って行った...
久生十蘭 「魔都」
...踵で己がぼんのくぼを蹴上げるようにしながら田村町一丁目の方へ飛んで行く...
久生十蘭 「魔都」
...各自(てんでん)に土塊(つちくれ)を蹴上げながら蹴散らしながら飛んで行く...
三島霜川 「解剖室」
...正吉の足がたっと亭主の股間(こかん)を蹴上げた...
山本周五郎 「お美津簪」
...近代史上に蹴上げている...
夢野久作 「暗黒公使」
...飛沫(しぶき)を蹴上げて天馬空(くう)を駛(はし)るが如く...
夢野久作 「名娼満月」
...いきなり足で川水を蹴上げて...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索