...足は前方に蹴上げる...
梅崎春生 「狂い凧」
...二度目に蹴上げたとき...
海野十三 「火薬船」
...ようやくとまったバスの横腹を力まかせに蹴上げた...
太宰治 「秋風記」
...力一ぱい助七の下腹部を蹴上げた...
太宰治 「火の鳥」
...力一ぱい助七の下腹部を蹴上げた...
太宰治 「火の鳥」
...また左足を挙げて蹴上げてくれた...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...蹴上げたる 365塵埃亂れ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...弁慶が行きちがひざまに薙刀の柄もとを蹴上げられてすはと向きなほるところが目について消えなかつた...
中勘助 「能の見はじめ」
...女達が揃つて足を蹴上げる藝当を...
永井荷風 「勲章」
...見事膳を蹴上げると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...狂った馬が後脚を蹴上げるように...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...私は左の足でそれを蹴上げた...
葉山嘉樹 「牢獄の半日」
...やっぱり前足を蹴上げる様な馬...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...踵でぼんのくぼを蹴上げるようにして田村町一丁目の方へ走って行った...
久生十蘭 「魔都」
...踵で己がぼんのくぼを蹴上げるようにしながら田村町一丁目の方へ飛んで行く...
久生十蘭 「魔都」
...おまけに溝板(どぶいた)を蹴上げて頤(あご)を叩いたもんでげすから...
牧逸馬 「助五郎余罪」
...近代史上に蹴上げている...
夢野久作 「暗黒公使」
...両脚で二人を蹴上げたが...
吉川英治 「三国志」
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