...蹌々踉々(さう/\らう/\)として大聲唐詩を高吟し...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...しかもその逃げぶりが蹌々踉々(そうそうろうろう)として頼りないこと...
中里介山 「大菩薩峠」
...蹌々踉々(そうそうろうろう)として此方(こなた)に向いて歩いて来ます...
中里介山 「大菩薩峠」
...蹌々踉々(そうそうろうろう)として歩み且つ止まり...
中里介山 「大菩薩峠」
...小野さんは蹌々踉々(そうそうろうろう)として来た...
夏目漱石 「虞美人草」
...ただ蹌々踉々の意味を説明しがたいのが残念である...
夏目漱石 「虞美人草」
...病犬(やみいぬ)のように蹌々踉々(そうそうろうろう)として...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...彼女の足は蹌々踉々として...
葉山嘉樹 「労働者の居ない船」
...いわば蹌々踉々と交番の入口まで辿りつくと...
久生十蘭 「魔都」
...病弱の身をもてあまして蹌々踉々と辺鄙なる村から村を流転してゐたので...
牧野信一 「浪曼的月評」
...蹌々踉々(そうそうろうろう)として昨日(きのう)の医者の玄関に立った...
夢野久作 「近世快人伝」
...蹌々踉々(そうそうろうろう)と...
吉川英治 「剣難女難」
...蹌々踉々(そうそうろうろう)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...蹌々踉々(そうそうろうろう)の足どりのまに...
吉川英治 「新・水滸伝」
...冬も忘れる……」蹌々踉々(そうそうろうろう)...
吉川英治 「新・水滸伝」
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