...彼は蹉跌の連続だった一年間を乗り越えた...
...彼は蹉跌の末、再起を果たした...
...失敗しても蹉跌しても、諦めずに前進する...
...蹉跌を恐れずに、チャレンジし続ける...
...蹉跌を経験することで、人は成長する...
...この醜い蹉跌は永く我等の生活を支配するだらう...
有島武郎 「運命と人」
...進歩上の大蹉跌(さてつ)というべきである...
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」
...父の蹉跌(さてつ)前後から遠のいてゐて...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...四十過ぎての蹉跌(さてつ)を挽回(ばんかい)することは...
徳田秋声 「縮図」
...功名の道における蹉跌(さてつ)の恨み...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...今日によって中途に引止められさえしなければ!今日によって足下にたえず張られてる陰険な罠(わな)へ陥(おちい)って蹉跌(さてつ)することさえないならば!かくて彼は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ライン河のようにすべてを運び去れ!……彼は第一の蹉跌(さてつ)に出会った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...第一の蹉跌丸木のままの柱...
直木三十五 「南国太平記」
...たとへば「思(おも)はぬ大利(たいり)あり」とか「物事(ものごと)に蹉跌(さてつ)あり...
南部修太郎 「麻雀を語る」
...それらの庇護によって蹉跌なく丁年に達するものと思う...
久生十蘭 「湖畔」
...固より一回の蹉跌(さてつ)をもって冷却するものではなかった...
穂積陳重 「法窓夜話」
...」かうして彼がその生活の立てなほしに拙くも蹉跌して...
堀辰雄 「萩原朔太郎」
...前駆者の蹉跌(さてつ)もなお一つの経験となるであろう...
柳田國男 「地名の研究」
...又あらゆる目的の蹉跌などに當つて...
吉川英治 「折々の記」
...これしきの蹉跌(さてつ)に...
吉川英治 「私本太平記」
...かえってこんな蹉跌(さてつ)からみじめな惨敗をみてしまった...
吉川英治 「私本太平記」
...賤ヶ嶽の一蹉跌(さてつ)以来...
吉川英治 「新書太閤記」
...意外な蹉跌(さてつ)に...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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