...蹈鞴(たゞら)しこふむ勢(いきほひ)に...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...蹈鞴(たたら)しこふむ勢(いきほひ)に...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...此所に宮居し蹈鞴(たたら)を立て鉄吹術を始むべし...
田畑修一郎 「出雲鉄と安来節」
...その製鉄法たる「蹈鞴」といふのは...
田畑修一郎 「出雲鉄と安来節」
...「蹈鞴」とはその字の示すごとく...
田畑修一郎 「出雲鉄と安来節」
...「こいつはしまった」平次は天井裏で地蹈鞴(じだんだ)を踏むばかりです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...当初蹈鞴(たたら)を取り扱いし種族は普通の農民より智巧の優越せる外来人で...
柳田國男 「地名の研究」
...籥とは吹子(ふいご)すなわち蹈鞴(たたら)の道具である...
柳田國男 「地名の研究」
...蹈鞴を据え釜を鋳た...
柳田國男 「地名の研究」
...多くの蹈鞴師を呼び寄せて一時に銕を湯に熔(と)かしてその池に注いだ(河村多賀造氏談)...
柳田國男 「地名の研究」
...山神山の中に東蹈鞴(ひがしたたら)・西蹈鞴という地があって...
柳田國男 「地名の研究」
...大昔鋳物師が来て蹈鞴を沼の岸に据え...
柳田國男 「地名の研究」
...越後南蒲原(みなみかんばら)郡鹿峠(かとうげ)村大字曲(まがり)谷の字蹈鞴沢は...
柳田國男 「地名の研究」
...蹈鞴と呼ぶことは上古以来変らぬのである...
柳田國男 「地名の研究」
...とにかくにこの語原不明なるタタラという語が『書紀』編修の時代すでに蹈鞴という物に当てられており...
柳田國男 「地名の研究」
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