...階段の一段目に踏み込むことを踏段と呼びます...
...山や谷などの高低差を越えるために、踏段を彫り込んだ登山道があります...
...踏ん張るために壁や柱に足を乗せることを踏段と言います...
...柔道や格闘技の練習で、相手の足に踏み込むことを踏段攻めと呼びます...
...踏段式階段は角度をつけた踏板を用いた階段で、足への負担を減らせる利点があります...
...私はいく度か笑いながら後を追って来る子供達を早く追いついて踏段に乗れとさしまねいたが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...子供たちは踏段の上で店を張って遊び...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...しばらく行くと右がわに踏段がみえて...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...下の入口の踏段の上に見えている赤ん坊を連れた見すぼらしい女を助けてやることが出来ないと云うので...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...踏段の軋る急な階段を...
豊島与志雄 「悪夢」
...箱の感じだ――出入口の小さな踏段と...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...踏段の上にかがんだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そして家の踏段の所まで行くには...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...」そして彼女は踏段の近くの腰掛けにすわって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...踏段(ふみだん)の樣(やう)なものの上(うへ)へ乘(の)つて...
夏目漱石 「門」
...石の段々の狹い踏段(ふみだん)が見えた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...ある寺院の大理石の踏段が...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...かなり高い踏段から...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「鉄道事故」
...私は踏段をおりながら...
山本周五郎 「青べか物語」
...岩を削った急な踏段をおりると...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...舟を着ける踏段があった...
山本周五郎 「風流太平記」
...踏段を一段おりた...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...踏段(ふみだん)に腰をおろし...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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