...冬の外套(がいとう)の腋(わき)の下に折鞄(おりかばん)を抱えた重吉は玄関前の踏み石を歩きながら...
芥川龍之介 「玄鶴山房」
...踏み石をつたって...
田山花袋 「田舎教師」
...多くはこれ露国がコンスタンチノープルに出るの踏み石たりしことは吾人が親しく観察するところのものなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...今ね貴方の下駄が片方踏み石の下へ引繰り返へつてるのが見えます...
原田皐月 「獄中の女より男に」
...細長い踏み石がしいてあるその門と玄関との間のところに...
宮本百合子 「犬三態」
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