...私たちは喜びで踊躍した...
...彼女の踊躍する姿は美しかった...
...会社の株価が踊躍している...
...彼らは踊躍の余韻に浸っていた...
...世界的に有名なダンサーが踊躍するステージを見た...
...蛇矛を按じて踊躍する翼徳...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...義仲が革命の旗を飜して檄を天下に伝へむとするや、彼は踊躍して、「其料にこそ、君をば此二十年まで養育し奉りて候へ、かやうに仰せらるゝこそ八幡殿の御末とも思させましませ」と叫びたりき...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...君の我を愛せらるゝこと、今にはじめぬ事ながらと、感喜踊躍して、さて思へらく、かゝる機會は多く得べからず、父の養ひはすでに終へつ、おのれは次子なり、家兄は存せり、家の祀、母のやしなひ、托すべき人あり、また妻もなく子もなし、幾年にてもあれ、海外に遊びてあられむ程はあらむ、いづこにも青山あらむ、海外にて死にもせむ、さらば、この土に、何をか一事業をとどめてゆかむ、その業は、すなはちこの辭書なるめり、いよ/\半途にして已むべきにあらず...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...踊躍して恩命を拜しぬ...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...天野四郎の教阿弥陀仏は、歓喜踊躍し、法然の前に合掌礼拝して罷(まか)りかえったが、その翌日法蓮房信空の処へ行って暇乞(いとまごい)をした時、昨日上人から教えられたことを述べて、お蔭様でこんどの往生は少しも疑いがないといって、東国へ向って行った...
中里介山 「法然行伝」
...私はそこにおいてかつて感じたことのない全人格的な満足を見出すことができて踊躍(ようやく)歓喜した...
三木清 「語られざる哲学」
...踊躍歓喜心悦楽し...
南方熊楠 「十二支考」
...又踊躍(ようやく)する競(きほひ)もない...
森鴎外 「大塩平八郎」
...踊躍起于北...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...衆皆踊躍(とうやく)して藤原村を過(す)ぎ...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
...恐らくこの画家は人体の美しさのうちに永遠なるいのちの微妙な踊躍を感じていたのであろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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