例文・使い方一覧でみる「路銀」の意味
スポンサーリンク...巾着切の名人だ」「叱（し）っ」「路銀は... 
直木三十五 「南国太平記」
...日数の定まらぬ旅へ立つ路銀に...
直木三十五 「南国太平記」
...これよりは僅かの路銀を手元に故郷を後にして...
藤野古白 藤井英男訳 「戦争」
...路銀の用意も充分にせよ...
室生犀星 「荻吹く歌」
...道中で路銀を失くしたので困るから...
吉川英治 「江戸三国志」
...その話は分った」「次には路銀の一件だ」「お前の足のふむところには...
吉川英治 「江戸三国志」
...路銀もここへの払いも尽きたので...
吉川英治 「剣難女難」
...路銀もたくさん持っているというし...
吉川英治 「新書太閤記」
...路銀三十両をあずけて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...気をつけてゆけ』路銀を与えて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...誰やらふところの路銀へ手をかけたものがある...
吉川英治 「梅※［＃「風にょう＋思」、第4水準2-92-36］の杖」
...路銀だけを懐中（ふところ）に残し...
吉川英治 「春の雁」
...「路銀は、お持ちですか」それまで訊（き）いて、すべてに安心すると、お菊ちゃんは、これから夜の明け方に、お大師様へ詣って、穴守（あなもり）で朝飯をたべて、ゆっくり一昼寝した上、陸道（おかみち）から江戸へ帰ると云った...
吉川英治 「松のや露八」
...烏丸家から莫大な路銀を恵まれ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...路銀はみなほかの狡（ずる）い連中に取られてしまったので...
吉川英治 「宮本武蔵」
...持物から路銀までみんなはたいてしまい...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「程の知れた汝らの路銀などに目をくるる徒輩（とはい）と思うか...
吉川英治 「宮本武蔵」
...邪魔になってしようがねえな」「先へ行く路銀も失くなったんだろう...
吉川英治 「無宿人国記」
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