...コトンコトンと跫音をさせながら...
海野十三 「俘囚」
...走っている何人もの跫音(あしおと)がもう私たちの耳に聞えて来たのである...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...賑やかに笑いさざめきながら客たちの帰って行く跫音(あしおと)や...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...小半時(こはんとき)も経(た)たないところで跫音(あしおと)がして小柄な男が帰って来た...
田中貢太郎 「ある神主の話」
...修験者の跫音(あしおと)はもう聞えて来ました...
田中貢太郎 「宇賀長者物語」
...人の跫音(あしおと)次第に近づき来るにぞ...
永井荷風 「榎物語」
...跫音(あしおと)が聞こえないのだろう...
山川方夫 「一人ぼっちのプレゼント」
...何処かをシトシトと歩く人の跫音(あしおと)がするようでもあり...
吉川英治 「江戸三国志」
...兵たちの跫音(あしおと)は...
吉川英治 「三国志」
...――日吉の跫音(あしおと)へである...
吉川英治 「新書太閤記」
...呼びながら、跫音は、彼のそばへ直ぐ駈け寄って来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...『御後室様、御後室様』いつになく、小走りな跫音が、仏間と茶室との中廊下にして、鉄砲洲の上屋敷からずっと侍(かしず)いているお妙(たえ)が、寒さに、白い息を見せて、仏間の裡(うち)へ云った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...もう後ろから来る荒い跫音(あしおと)は...
吉川英治 「親鸞」
...自分を追うものの跫音が...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...ばらばらと駈けて来る跫音がした...
吉川英治 「宮本武蔵」
...人の跫音を恐れるおもしろさを味わった――あの経験であった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...彼らの跫音を聞くと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...そのうしろに跫音(あしおと)が聞こえるようであった...
リットン Edward George Earle Bulwer-Lytton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
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