...跡式を立てしめることとした...
穂積陳重 「法窓夜話」
...家の後しき〔跡式〕をその兄にやらせるか...
三好十郎 「好日」
...七年に二十歳にして「跡式二百三十石広間番」を拝した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...十二月二十七日に「跡式無相違被下置」と云ふこととなつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...亡父跡式無相違被成下...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「跡式無相違大御目付触流被仰附」と...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...當夏中より中風相煩歩行相成兼其上甥(をひ)鎌作(かまさく)儀病身に付(中略)右傳次方私從弟定五郎と申者江跡式相續爲仕度(つかまつらせたく)(中略)奉願候...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...跡式(あとしき)の儀はかさねて仰せいださるべし」こういう意味の譴責(けんせき)であったが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...まだ跡式のきまらない現在...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...その謀計の一つだというのか」「第二は跡式(あとしき)の件です」と周防は云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...さきごろ跡式の儀を申し出るようにとお沙汰があったところ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...ですからマダムは昔風の指紋や足跡式の探偵を応用して...
夢野久作 「奥様探偵術」
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