...たまたま門前に一人の跛者があって...
井上円了 「おばけの正体」
...同宿の跛足老人はなか/\練れた人柄で...
種田山頭火 「行乞記」
...136 ラテン名はヴルカン、鍛冶の神、跛足なり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...跛(びっこ)を引きながら...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...封建三百年の跛行的な日本文化の運命を...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...跛足のテーブルも...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...かすかに跛をひいていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...どうして跛足になったの...
中里介山 「大菩薩峠」
...これが跛足(びっこ)なのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...俺は今跛を拵えてみせるから」八五郎に解かせた帯で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...跛の下駄を履いて歩くわけはない」「親分」「そう気が付いたところで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...跛をひきひき出て来た...
火野葦平 「花と龍」
...たとい片目が跛になっていたって...
正岡容 「寄席」
...きみのは完全な跛(びっこ)になったため...
山本周五郎 「青べか物語」
...この跛行の紳士がその日の正賓(せいひん)であるとみえて...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...杖を持たぬ室内では殊にひどく跛行(びっこ)をひく...
吉川英治 「新書太閤記」
...「あぶない」官兵衛は跛足(びっこ)だ...
吉川英治 「新書太閤記」
...片眼の跛足という化物のような姿に変ったのに一寸吃驚(びっくり)した以外...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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