...跛(びつこ)を引き/\...
芥川龍之介 「地獄變」
...跛者たちまち立ち上がって走り出した...
井上円了 「おばけの正体」
......
武田祐吉 「古事記」
...更けて、跛を曳きつつ、犬に吠えられつつ、樹明泥酔して来庵、自転車々々々と繰り返す、生酔本性とはこれだらう、宥め賺して、やつと寝させる、……すぐ大鼾だ!夕暮、クロトリを聴く、ぢつと耳傾けてゐると、その声は切ない、しかし情愛の籠つた声だ...
種田山頭火 「其中日記」
...このお婆さんは少々跛であるが...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...跛足のテーブルも...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼にそう言った男は腰の曲がった跛の老人で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...」四 ジャン・ヴァルジャンとアウスティン・カスティーレホーの記事跛者の急ぎ足は片目の者の色目と同じで...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...跛者(はしゃ)をも壮者となし...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...お前(めえ)は跛足(びっこ)で...
中里介山 「大菩薩峠」
...跛(びっこ)の亭主(ていしゅ)を持って自慢(じまん)するがよかろう...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...「親分」「跛もあんなひどいのになると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...なんと跛足(びつこ)の辰三の足の早いこと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...跛(ちんば)をひいているだけだ」悠然とスープをしゃくっていたが...
久生十蘭 「だいこん」
...跛も顔を真赤にして頭を掻きながら...
夢野久作 「正夢」
...いつも「女流恋愛詩人」として人に紹介してもらう跛の婦人と...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「予言者の家で」
...その上跛(びっこ)で...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...跛行(びっこ)でござれば...
吉川英治 「新書太閤記」
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