...心の表面に跋扈(ばっこ)することがない...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...「葛原勾当日記」の諸家の序やら跋やら...
太宰治 「盲人独笑」
...実際眼前に草の跋扈(ばつこ)を見れば...
徳冨蘆花 「草とり」
...王國維がその跋文を書き...
内藤湖南 「支那目録學」
...お髯(ひげ)の伯父の跋(ばつ)によれば...
中島敦 「斗南先生」
...仕方なしに「ええ儲けたいものですね」といって跋(ばつ)を合せた...
夏目漱石 「道草」
...また悪い跋(ばつ)にもなるこの機会は...
夏目漱石 「明暗」
...とにかく明治年間は芸妓の跋扈(ばっこ)を認めなければならない...
長谷川時雨 「明治大正美女追憶」
...広く全国各地を跋渉して...
三上義夫 「数学史の研究に就きて」
...かゝる種類の人間の跋扈する世の中を憎んだ...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...此跋の末にかう云つてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...旁(かたはら)詩文題跋に及んだ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」是も亦往々他書の序跋中に見ることのある語である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...社会民政党の跋扈(ばっこ)している時代になっても...
森鴎外 「かのように」
...外夷愈(いよ/\)跋扈(ばつこ)せり...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...愚かなる精(くわ)しい智慧の無遠慮な跋扈(ばっこ)にあるであろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...跋私たちはここに琉球の驚くべき富の幾つかを数えました...
柳宗悦 「民藝四十年」
...腹のすわらぬ人物が跋扈(ばっこ)する...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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