...仏教修行においては、座禅をするために結跏趺坐をすることが多い...
...彼は結跏趺坐の姿勢で静かに瞑想していた...
...結跏趺坐は二つの足を交差させ、膝を地面に付ける座り方だ...
...ヨガのポーズである結跏趺坐は、体のバランスを整えるのに役立つ...
...結跏趺坐は、体幹を鍛える上で重要な役割を果たすとされる...
...結跏趺坐の金仏だ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...瞑目のまま静かに趺坐して両掌を膝に組むこの質素極まる風姿は...
高村光太郎 「本邦肖像彫刻技法の推移」
...如来ノ坐像ハイズレモ男性的ニ結跏趺坐シテイルガ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...前には僧侶の趺坐(ふざ)したやうな山が藍(あゐ)を溶(とか)したやうな空に巍然(ぎぜん)として聳(そび)えて居て...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...結跏趺坐(けっかふざ)して...
直木三十五 「南国太平記」
...薄暗い底の台の上に結跏趺坐(けっかふざ)したまま睡っている僧形(そうぎょう)がぼんやり目前に浮かび上がってきた...
中島敦 「悟浄出世」
...地面に趺坐(ふざ)して閑雅な支那の賭博(ばくち)をしていた...
萩原朔太郎 「日清戦争異聞」
...煙草に火をつけながら年寄の傍に趺坐をかくと...
牧野信一 「砂浜」
...阿那律すなわち前(すす)みて室に入り結跏趺坐(けっかふざ)す...
南方熊楠 「十二支考」
...阿那律すなわち入りて結跏趺坐し...
南方熊楠 「十二支考」
...中に一片(ぺん)の丸木船に杓子(しやくし)の様な短い櫂を取つて乗つて居る丸裸の黒奴(くろんぼ)が趺坐(あぐら)をかき乍(なが)ら縦横に舟を乗廻して頻(しき)りに手真似で銭(ぜに)を海中に投げよと云ふ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...草鞋穿(わらぢばき)の儘(まゝ)上段の間(ま)に趺坐(あぐら)を掻き...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...さながら趺坐(ふざ)の行者のようにみえる...
吉川英治 「私本太平記」
...――誦経(ずきょう)がすむと尊氏は半跏趺坐(はんかふざ)(片あぐら)のかたちをとり...
吉川英治 「私本太平記」
...趺坐(ふざ)をかえて...
吉川英治 「私本太平記」
...趺坐瞑目(ふざめいもく)することしばらく...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ここに趺坐(ふざ)すると...
吉川英治 「親鸞」
...趺坐(ふざ)していた跡かのような所も見える...
吉川英治 「宮本武蔵」
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