...足長族として知られるサビア族は、草原地帯の牧畜が主な生業だ...
...いかに足長の西洋人でも...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...くさむらにうつらふ足長蜂(あしながばち)の羽鳴(はなり)のやうに...
大手拓次 「藍色の蟇」
...」新調の軍服10・25(夕)ぢぢむさい蛹(さなぎ)が化けて羽の黄(きい)ろい足長蜂となると...
薄田泣菫 「茶話」
...脚部に故障のある人――片足長い...
谷譲次 「踊る地平線」
...虫は玉虫色をしていて足長蜂(あしながばち)に似ている」という記事もある...
寺田寅彦 「怪異考」
...ろうそくをはい上がって行く一匹の足長蜘蛛(あしながぐも)がある...
寺田寅彦 「小浅間」
...丸善の入り口にある手長と足長の人形と同様に...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...足長蜘蛛(あしながぐも)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
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長塚節 「長塚節歌集 上」
...四丁目の犬一丁目の子供駈け駈け 帰れ二丁目の子供泣き泣き 逃げた四丁目の犬は足長犬だ三丁目の角にこつち向いてゐたぞ柿五兵衛さん娘が柿 持つてたおいらに見せ見せ柿 持つてた隣の ぼんちも柿 持つてたおいらに見せ見せ柿 持つてた柿 買つて食べたい銭(ぜんぜ)おくれ向ふの小母(をば)さん銭 おくれおいらが母(かか)さん なぜ死んだおいらにだまつて なぜ死んだ草端(くさば)の蔭から柿 おくれ...
野口雨情 「十五夜お月さん」
...瓜蠅、つゆ虫、ばった、足長蜘蛛、蚋、蚊とんぼ、尺蠖(しゃくとりむし)、金亀子(たまむし)、羽蟻、蟷螂(かままり)、それ等の虫がそれぞれ枝と葉の宮殿のなかに休んでいる...
室生犀星 「螽※[#「虫+斯」、第3水準1-91-65]の記」
...大暴風と高波とは、役所の建物と油部屋を残しただけで、三棟の人足長屋、女置場、病人置場、その他の小さな建物、矢来などをみなうち壊し押し流し、南の浜の護岸工事で築いたばかりの石垣も、三分の二は崩されてしまった...
山本周五郎 「さぶ」
...甲州の足長どのとは誰もいうのだ...
吉川英治 「上杉謙信」
...(甲州の足長どの)などと称(よ)んでいた...
吉川英治 「上杉謙信」
...足長な信玄が、駿河へ兵馬を出したことから、敵方の苦策によって、反噬(はんぜい)をうけたのだった...
吉川英治 「上杉謙信」
...足長」とあだ名しているのは...
吉川英治 「新書太閤記」
...けれど、信玄が足長なら、信長は足早といえよう...
吉川英治 「新書太閤記」
...ひとつ鷹でも放しにまいるか」「よかろうと存じます」甲州の足長(あしなが)殿は一時退(ひ)いたが...
吉川英治 「新書太閤記」
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