...「足趾が凍って痛い」...
...「足趾を鍛えるために指先立ちをする」...
...「足趾の間にカビが生えた」...
...「足趾の先に血が行き渡らない」...
...「足趾を骨折したので安静にしている」...
...自分(じぶん)の家(いへ)の林(はやし)と田(た)との間(あひだ)には人(ひと)の足趾(あしあと)だけの小徑(こみち)がつけてある...
長塚節 「土」
...それでも其處(そこ)にはもう幾度(いくたび)か船(ふね)がつけられたと見(み)えて足趾(あしあと)らしいのが階段(かいだん)のやうに形(かたち)づけられてある...
長塚節 「土」
...勘次(かんじ)は河楊(かはやなぎ)の枝(えだ)に手(て)を掛(か)けて他人(ひと)の足趾(あしあと)を踏(ふ)んだ...
長塚節 「土」
...彼(かれ)は蜀黍(もろこし)の幹(から)に添(そ)うて足趾(あしあと)に從(したが)つて遙(はるか)に土手(どて)の往來(わうらい)へ出(で)た...
長塚節 「土」
...奇趾類とはその足趾の内...
南方熊楠 「十二支考」
...後脚と尾の間にも足趾間にも張られ居る状(さま)蝙蝠(こうもり)に髣髴(ほうふつ)たり...
南方熊楠 「十二支考」
...わが国万古不変の国体を一時に頭の頂上より足趾(あしゆび)の尖(さき)まで感激して忘るる能わざらしめ...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...すなわち足趾(そくし)のつけ根の一番力の入る部分を...
柳田国男 「山の人生」
...その中の一人が正座した足趾(あしゆび)の先で拍子を取っているのを敏感な翁が発見した...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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