...別室であのまま足止めされていたお品を...
大阪圭吉 「坑鬼」
...ああ云う厳しい足止めをされて...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...あゝ云ふ厳しい足止めをされて...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...白雪稲荷のほかに「足止め不動」というのがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...仁助(にすけ)と吉三郎(よしさぶろう)の二人っきりだ」「そいつに逢ってみよう」「足止めをしてあるから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...仁助と吉三郎の二人つ切りだ」「そいつに逢つて見よう」「足止めをしてあるから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...仁助と吉三郎は足止めを喰つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――しばらく足止めだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...足止めすることもできるんだからな...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...清川虹子にも足止めさして貰ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...足止めを食らったようで...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...旦那にちよいと足止めをしていただくんだね...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...私という福の神に投げ与える極めて安価な足止め料に相違なかった...
夢野久作 「鉄鎚」
...六波羅ノ庁は、公然と、在京中の武家や、大番の士にたいして、足止めを命じ、「――明日中に、兵馬の用意をととのえおけ...
吉川英治 「私本太平記」
...足止めをされるおぼえはない」「ばかッ」いきなり...
吉川英治 「治郎吉格子」
...手下のすべてに足止めを命じ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...凱旋後の彼はここで頼朝から足止めをくい...
吉川英治 「随筆 新平家」
...そこで一足止めて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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