...しかしそうして瓢々乎として足の向くままに...
犬田卯 「沼畔小話集」
...足の向くままに往ってみたさ...
田中貢太郎 「雨夜草紙」
...崔は足の向くままに歩いて往った...
田中貢太郎 「崔書生」
...足の向くままに小浜村のほうへ往った...
田中貢太郎 「鮭の祟」
...足を止めるのが恐ろしいので足の向くままに歩いた...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...大異は野の明るい所を選んで足の向くままに走った...
田中貢太郎 「太虚司法伝」
...足の向くままに歩いた...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...私達は足の向くままに――と云っても池の縁の道を――長く歩き続けた...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...表へ出ても帰る家のないぼくは足の向くままに歩きながら行先を考えるのであった...
山之口貘 「私の青年時代」
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