例文・使い方一覧でみる「足して」の意味
スポンサーリンク...コバルトブルウの糸を足して... 
太宰治 「斜陽」
...あれが満足してるんだから...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...彼女は乳が不足して...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...気の置けない親しい者が前にいるだけで満足して...
豊島与志雄 「慾」
...ついに彼はただ満足して頭を上げたが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...さいぜん注（つ）ぎ足して行った行燈（あんどん）のあかりが...
中里介山 「大菩薩峠」
...「あの……、あまり、ごぶさたしましたから、……きょうは、ちょっと、お顔を見におうかがいしましたの」相手がなんともいわないのに、あわてて、じぶんから、「ほんとうよ」と、つけ足して、心の中で赤面した...
久生十蘭 「キャラコさん」
...母の商売に加勢することで満足していたが...
久生十蘭 「母子像」
...拔足して横へ外れ行くこと五六歩...
正岡子規 「花枕」
...自分自身を養うに必要なだけの土地を耕すので満足しているのに...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ただ単に生（なま）のフレッシュな表現に満足していたら音楽家としての値打ちがない...
三浦環 「お蝶夫人」
...ちゃあんと用を足して下さるよ――」そういって...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...三田と娘とを相乘させたのに滿足して...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...無条件に満足してはいない...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...その釘を引き抜いて！」彼はばらばらに砕けて横たわっている市街の幻想を感じると満足してまた人々の肩の中へ這入っていった...
横光利一 「街の底」
...鎌倉とも匹敵しうるほどな公武合体の小幕府をあらたに創（つく）るべく発足して行ったものだった...
吉川英治 「私本太平記」
...そういい足してから...
吉川英治 「宮本武蔵」
...私の癖の永い用を足して自分の部屋に歸つたが...
若山牧水 「樹木とその葉」
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