...ところが二日目には村役人が阿Qを喚(よ)びに来て趙家に連れて行った...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...趙太爺の御ちょうちゃくを受けてからのことだ...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...趙貴翁と彼とは識合(しりあ)いでないから...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...爺や俺は馬鹿者だ」趙は老人を連れてその足で白苧村にある母親の墓へ往った...
田中貢太郎 「愛卿伝」
...偶(たまたま)趙甌北(ちょうおうほく)の詩集を繙(ひもと)くに左の如き絶句あるを見たり...
永井荷風 「一夕」
...趙は私に彼が父親から聞いた色々な話をして聞かせた...
中島敦 「虎狩」
...のち趙が(てき)を攻めた時...
南方熊楠 「十二支考」
...趙雲子龍も同じように...
吉川英治 「三国志」
...趙雲(ちょううん)ではないか」玄徳も関羽も...
吉川英治 「三国志」
...趙雲が馬上から同じことばを声かぎりくり返すとわっと泣き放ちながら...
吉川英治 「三国志」
...汝らこれが見えぬか」と、趙子龍は、手にたずさえている強弓に矢をつがえて示しながら、「この一矢を以て、汝を射殺すはいとやすいが、わが夏口の勢と呉とは、決して、対曹操のごときものではない...
吉川英治 「三国志」
...かつて当陽(とうよう)の戦には、趙雲が、命にかけて、長坂(ちょうはん)にむらがる敵大軍の中より救いまいらせたこともある...
吉川英治 「三国志」
...趙昂(ちょうこう)の邸を包囲し...
吉川英治 「三国志」
...傍らの趙雲子龍(ちょううんしりゅう)をかえりみ...
吉川英治 「三国志」
...やがて趙雲のほうから駒をかえしてきて...
吉川英治 「三国志」
...芝は、諫(いさ)めて、「すこし変ですぞ」と、止めたが、趙雲は、猪突(ちょとつ)してしまった...
吉川英治 「三国志」
...三街亭の要地を重視する孔明の用意は、それでもなお足らぬものを覚えたか、彼はさらに魏延を後詰(ごづめ)として出発させ、また趙雲、芝(とうし)の二軍をもそこの掩護として、箕谷(きこく)方面へ急派した...
吉川英治 「三国志」
...県の追手頭の趙能(ちょうのう)と趙得(ちょうとく)ですが...
吉川英治 「新・水滸伝」
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