...彼は趙だか何だか知れたもんじゃない...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...倅が親爺を打つ……」そこでふと趙太爺の威風を想い出し...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...果して趙太爺の見識は高かった...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...この機に乗じて趙七爺に向い「今の長毛(ざんもう)(革命党)は人の辮子を剪るので...
魯迅 井上紅梅訳 「風波」
...ものしらぬ者どもなれば趙壁随珠(てうへきずゐしゆ)ともおもはずうち過(すぎ)けり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...いかがでございます」趙はいわれるままに觴を母親の前へ捧げた...
田中貢太郎 「愛卿伝」
...此の國の大黒柱たる趙簡子(てうかんし)の許に身を寄せた...
中島敦 「盈虚」
...実は非常に気にしていた趙のことではあり...
中島敦 「虎狩」
...趙大煥が連れて行かれるのは今年が始めてなのだという...
中島敦 「虎狩」
...私が趙と親しくしているのを余り喜んでいなかった...
中島敦 「虎狩」
...その惨状の極度はかの趙末...
福沢諭吉 「学問の独立」
...「おう、趙雲ではないか...
吉川英治 「三国志」
...これみな趙雲のふところに幼主阿斗の抱かれていたためである...
吉川英治 「三国志」
...趙雲、張飛は、留守を命ぜられ、関羽だけが供をして行った...
吉川英治 「三国志」
...趙子龍は、彼らの詐術(さじゅつ)であることを看破していたが、わざと面をやわらげ、土産の酒壺を開かせて、「きょうは、せっかくの所を、酔い損ねてしまった...
吉川英治 「三国志」
...それにいつのまにか、玄徳は辺りに見えず、例の趙雲だけが、眼をいからして、夫人の傍らから離れずにいた...
吉川英治 「三国志」
...自分は趙雲を先手とし...
吉川英治 「三国志」
...趙雲と芝に精兵五千をさずけ...
吉川英治 「三国志」
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