...書は確かに趙松雪(ちょうしょうせつ)を学んだと思う筆法である...
芥川龍之介 「奇遇」
...現に趙太太の床(とこ)の下を塞いでいる...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...趙白眼も家(いえ)に帰るとすぐに腰のまわりの搭連をほどいて女房に渡し...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...もう趙とも余り話をせずに黙って歩き続けた...
中島敦 「虎狩」
...非如趙宋而降...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...婦女老幼の群れには趙雲(ちょううん)を守りにつけ...
吉川英治 「三国志」
...趙雲たるもの、何で、そのまま先を急がれよう、彼は、血眼(ちまなこ)となって、「君にお合せする顔はない」と、夜来、敵味方の中を、差別なく駈けまわって、その方々の行方をさがしていたのだった...
吉川英治 「三国志」
...趙雲は、飛ぶが如く、彼方へ駆けて行った...
吉川英治 「三国志」
...先に手を挙げたのは趙子龍であった...
吉川英治 「三国志」
...趙雲は、その後で、趙範に咎(とが)めた...
吉川英治 「三国志」
...かの貞節な趙昂の妻だけは...
吉川英治 「三国志」
...趙子龍がこれへ来たことを」と魏軍のまん中へ馬を突っ込んだ...
吉川英治 「三国志」
...城内から趙雲以下の全軍が追撃して来たため...
吉川英治 「三国志」
...「何だあれは?」戦わぬうちから怯(ひる)み立って見えたので、趙雲、魏延などが、井楼(せいろう)の上に昇ってみると、なるほど、兵の怯むのも無理はない...
吉川英治 「三国志」
...「趙雲(ちょううん)はたいへんいいことを云って...
吉川英治 「三国志」
...さんざんに駈け散らされた趙雲の蜀兵は...
吉川英治 「三国志」
...また、その遺子趙統(ちょうとう)を、虎賁(こほん)中郎に封じ、弟の趙広を、牙門(がもん)の将に任じて、父の墳(つか)を守らせた...
吉川英治 「三国志」
...趙州に流通(るずう)し...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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