...漸く此意味に於ける「天才」の問題を確實に超越することが出來るやうになつたことを感じてゐる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...兄弟一緒に寄越すさ...
石川啄木 「足跡」
...明室(あきま)の前を急いで越すと...
泉鏡花 「悪獣篇」
...」二人は崖をおりて踏切りを越すと日暮里の方へ歩いて出た...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...古い方は引っ越すとき屑屋(くずや)の手に渡ってしまった...
徳田秋声 「黴」
...人間も荒川を越すことが禁ぜられている...
豊島与志雄 「帰京記」
...一人で越すからいいよ」尻を引絡(ひっから)げて川へ入り込もうとするから...
中里介山 「大菩薩峠」
...だからその大切な時機を通り越すと...
夏目漱石 「それから」
...延び上ってもいろいろな人が自分を追越すように後(あと)から後から来る陰になって...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...相生さんの家を通り越すと...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...これからの激しい世波(よなみ)を乗り越すには...
長谷川時雨 「平塚明子(らいてう)」
...橋の関所を無事に通越すと...
原民喜 「壊滅の序曲」
...三十歳を越すまで研究した...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...二人の金髪の少女が自転車でついと私達を追い越すやいなや...
堀辰雄 「木の十字架」
...その竹垣を乗り越すのにいろいろな苦心をした...
堀辰雄 「三つの挿話」
...つゝじ咲て石うつしたる嬉しさよ更衣八瀬(やせ)の里人ゆかしさよ顔白き子のうれしさよ枕蚊帳五月雨の大井越えたるかしこさよ夏川を越す嬉しさよ手に草履小鳥来る音嬉しさよ板庇(いたびさし)鋸(のこぎり)の音貧しさよ夜半(よわ)の冬の如きこれなり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...1)De l'Administration des Finances, tom. i. c. ix. p. 255.なるほど十年経てば本来の未婚男子の一団の多くは兵役年齢を越すであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...製造業に優越する国に十分な分量の貨幣が導入され...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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