...超俗的な間の額面の文字にひたと見入つたりしながら...
土田杏村 「風は草木にささやいた」
...之に反して文学者の方が超俗物的だという評価である...
戸坂潤 「思想としての文学」
...内心はこの超俗物を軽蔑していても...
戸坂潤 「思想としての文学」
...之に反して行動上のなまけ者が超俗物だということになる...
戸坂潤 「思想としての文学」
...之に反して依然として超俗物であること自身が却って俗物の標識になる...
戸坂潤 「思想としての文学」
...こうやって超俗的な趣味人は直ちに...
戸坂潤 「思想としての文学」
...読者はここでも超俗的な俗物が如何に生活に不忠実かということを見るだろう...
戸坂潤 「思想としての文学」
...聖フランチェスコの超俗的な修道生活に敬意を捧げると同時に...
野上豐一郎 「聖ロヨラ」
...超俗的の貴族性を持つものであり...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...より超俗的な詩の方に這入ってしまう...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...特殊な芸術的超俗性を有している...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...卓拔なる超俗思想と...
萩原朔太郎 「純情小曲集」
...超俗的高邁の氣風を持つてる人物である...
萩原朔太郎 「非論理的性格の悲哀」
...なぜならば君がその詩人的超俗性を持つてゐる間は...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...あのベルトラン先生のような超俗なすがたである...
久生十蘭 「キャラコさん」
...非常に純化され厳密かつ超俗的な種類であるので...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...かなり超俗的で純化された認知による一般抽象観念に...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...著者のそうした超俗的な・独立自主の・風貌はここに遺憾なく読みとられる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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