...超俗的な間の額面の文字にひたと見入つたりしながら...
土田杏村 「風は草木にささやいた」
...こうして超俗的な俗物の帝国として...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...之に反して文学者の方が超俗物的だという評価である...
戸坂潤 「思想としての文学」
...内心はこの超俗物を軽蔑していても...
戸坂潤 「思想としての文学」
...純粋文学者が超俗物的であるなら純粋政治家だって同じに超俗物的である筈だし...
戸坂潤 「思想としての文学」
...今日の階級的な対立関係から云うと俗物と超俗物との資格が入れ替わるのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...超俗さを有難がったりすること自身が...
戸坂潤 「思想としての文学」
...上高地に於て山の美を論じるにしても(田部重治氏式な無限・崇高・超俗・等々の礼賛に不満な著者は...
戸坂潤 「読書法」
...尤も世間では俗物も超俗物も...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...また超俗の気持であり...
豊島与志雄 「文学以前」
...より超俗的な詩の方に這入ってしまう...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...特殊な芸術的超俗性を有している...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...常に高蹈的な超俗の態度を取り...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...超俗的高邁の氣風を持つてる人物である...
萩原朔太郎 「非論理的性格の悲哀」
...なぜならば君がその詩人的超俗性を持つてゐる間は...
萩原朔太郎 「室生犀星に與ふ」
...かなり超俗的で純化された認知による一般抽象観念に...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...枝幹は玉骨と書かれて超俗な姿態を呈(あら)わします...
牧野富太郎 「植物記」
...彼れが超俗の資は我儕(われら)の同じく認識する所たりき...
山路愛山 「北村透谷君」
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