...彼は穏和な性格で、いつも誰とでも仲良くやっている...
...外交政策においては、穏和な手法を取ることが求められる...
...最近の天気は穏和で、気温も適度で過ごしやすい...
...彼女の声は穏和で、聞く人を癒してくれる...
...穏和な気候条件下で育った果物は、味がよくてとても甘い...
...穏和な意味でのプロレタリアは...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...穏和党の首領チエールなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...」その死刑執行人はきわめて穏和な人間だ...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...いつもきまって、穏和で、蒼白(あおじろ)くて、縮み込み、貧血し、衰弱していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...穏和の偽瞞(ぎまん)であった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...前時代の穏和な囈語(げいご)者らを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...穏和な正直な羊飼いたちです...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...貧しさをも一つの品位たらしめているこの穏和な厳格の家の中にあって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...時とともに穏和になってきた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...マリユスは若くて穏和だったので...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼はきびしい精神であり穏和な心であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...空中に漂ってる無数の神秘な響き、見えない街路の中に行動してる密集した軍隊の気配(けはい)、おりおり高まる騎兵の疾駆する音、砲兵の行進する重いとどろき、パリー街衢(がいく)に交差する銃火と砲火、屋根の上に立ち上ってゆく金色の戦塵(せんじん)、恐ろしげな遠い一種の叫喚の声、至る所を脅かす電光、今やすすりなきするような調子になってるサン・メーリーの警鐘、季節の穏和、日光と雲とに満たされた空の輝き、日光の麗しさ、人家の恐ろしい沈黙...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その国の気候風土のかくまで穏和なるに反して...
永井壮吉 「冬日の窓」
...風土の穏和は何故にその感化を民族の心情に及(およぼ)すことが少かつたのであらう...
永井壮吉 「冬日の窓」
...(常に上品とはいえないにしても)穏和で...
中島敦 「光と風と夢」
...穏和(おとな)しくしてゐる...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...肌理(きめ)細かく膚(はだえ)柔かく、性穏和である...
柳宗悦 「和紙の美」
...時々乱暴な言葉を使った)「黒ちゃんは穏和(おとな)しいから好きよ...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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