...彼は穏和な性格で、いつも誰とでも仲良くやっている...
...外交政策においては、穏和な手法を取ることが求められる...
...最近の天気は穏和で、気温も適度で過ごしやすい...
...彼女の声は穏和で、聞く人を癒してくれる...
...穏和な気候条件下で育った果物は、味がよくてとても甘い...
...穏和な種類とでもいう可きであろう...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...公子 (穏和に頷(うなず)く)姉上も...
泉鏡花 「海神別荘」
...之に反して連続の理論(体系的全体は連続的だ)はもっと穏和な社会理論に対応しそうだと云っている個処が...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...この穏和なていねいな男にたいして...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そしてその皮肉な穏和さにたいして猛然とぶつかっていった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「私はかなり穏和のほうですよ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...穏和な正直な羊飼いたちです...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...男はこの穏和なやさしい光景の前にしばらくうっとりと立っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...たとえばドゥカーズやドゥゼール氏らが連なっていた穏和なデソール内閣についての次のような句...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼は今やジルノルマン氏のことを考えるにもただ穏和な情をもってするのみだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...穏和至極の人にござりまする...
直木三十五 「南国太平記」
...彼らは穏和(おだや)かであった...
夏目漱石 「明暗」
...今まで女の子のやうに穏和(おとな)しかつたし...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...そして相手が罠へ飛込んで来るのを待つより外に仕方はあるまい」平次は元の平静と穏和な態度に還りました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...しかるにフランス国王が穏和な合法的な国王であることは疑問の余地がないのに...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...穏和手段は駄目でした...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...出来るだけ穏和な方法でこれを早く通過してしまうことが聡明な仕方だと思います...
与謝野晶子 「階級闘争の彼方へ」
...穏和(おとな)しいんだもん...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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