...あの人は超人的な才能を持っている...
...あなたは誰か超人的な力を使っているのではないかと疑われている...
...現実の世界で超人的な力を持った人はいない...
...そしてこの超人的事業を可能にするものは...
石原莞爾 「最終戦争論」
...巨大な超人的な光景――難破船のうちあげられた海岸...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...他方には、直感、察知、軍事的驚異、超人的本能、炎の一瞥(いちべつ)、鷲(わし)のごとき目つきと雷電のごとき打撃とのいい知れぬある物、傲然(ごうぜん)たる慓悍(ひょうかん)さのうちにおける驚くべき技能、深奥なる魂のあらゆる不可思議、運命との連結、召喚されていわば服従を強いられたる川や野や森や丘、戦場を虐遇するまでに立ち至る専制者、戦略に交じえられたる天運を増大せしめつつしかも乱しつつそれに対する信念...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...だからホーマーでもチェヴィ・チェーズでも同じく超人的な性格を写しても感じがまるで違うからね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...皆んな嘘だ」お栄は超人的な意思で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼は超人的な藝術至上主義者だつた...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...或る超人的なものへ飛ぼうとする悲痛な歎息を感じさせるか...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...超人的な諜報部員ムーアの餌食(えじき)になってしまった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...むしろかえって儒教やキリスト教の超人的ないし非人間的道徳観にさんざん悩まされた我々にとっては...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どんなに恐ろしい事を仕出かすものか……超人的な頭脳と意志を持った人間に取って...
夢野久作 「殺人迷路」
...もしくは最も人の昂奮する国際問題なぞに対して行われた奸悪を向うにまわして超人的な活躍をするんだから...
夢野久作 「探偵小説の正体」
...軍艦の舳先(へさき)を見るような巨大な顎の恰好の気味のわるいこと……見るからに超人的な...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...だから一旦注意力を集中するとなるとドンナ細かい事でも超人的の正確さをもって記憶する事が出来るのだ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...超人的な心理状態に入る...
夢野久作 「能とは何か」
...そういう超人的な猛者(もさ)に逢ったら...
吉川英治 「三国志」
...彼の超人的な武勇と精神力のすばらしさは...
吉川英治 「三国志」
...超人的(ちょうじんてき)なものだった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...超人的な威厳を持っていなくてはならぬ...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
便利!手書き漢字入力検索