...あの人は超人的な才能を持っている...
...あなたは誰か超人的な力を使っているのではないかと疑われている...
...現実の世界で超人的な力を持った人はいない...
...「僕は超人的恋愛家だと思っているがね...
芥川龍之介 「河童」
...そしてこの超人的事業を可能にするものは...
石原莞爾 「最終戦争論」
...然(しか)りその超人的視力をもつ『赤外線女』だったんだ...
海野十三 「赤外線男」
...その広汎なる知識をもってしても遂に想像できなかったほどの超人的女性の俘囚(とりこ)となってしまって...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...結局人間精神と技術芸能との超人的な境に於ける結合から来るのであろうと今のところ平凡に考える外はない...
高村光太郎 「永遠の感覚」
...へたばってしまうであろうと思われるような超人的活動を...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...そうして辻褄(つじつま)の合わなくなることを完全に無くするにはほとんど超人的な智恵の持主であることが必要と思われるからである...
寺田寅彦 「雑記帳より(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...それほどに超人的な身体(からだ)をきたえ得たかという実験を...
中里介山 「大菩薩峠」
...耳と勘とは超人的に働くのですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...超人的に天才を発揮してわずかに十四日間で歌劇「リナルド」を書き下して上演した...
野村胡堂 「楽聖物語」
...その超人的な技巧を駆使するために...
野村胡堂 「楽聖物語」
...『千里の虎』の超人的な腕と脚と...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...真の超人的なる芸術至上主義――即ち純一に徹底したる「芸術のための芸術」――についてのみ思惟(しい)されるのだ...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...哲学では人間に内在する超人的偉力のこと〕というのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そういう超人的な猛者(もさ)に逢ったら...
吉川英治 「三国志」
...この君の超人的な資質を荒彫りの鬼神仮面(きじんめん)みたいにくッきり抉(えぐ)り出しておられた...
吉川英治 「私本太平記」
...超人的な威厳を持っていなくてはならぬ...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...チェーザレ・ボルヂアに於て最も強健な超人的性格を見出そうとする如き見方は...
和辻哲郎 「鎖国」
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