...あの人は超人的な才能を持っている...
...あなたは誰か超人的な力を使っているのではないかと疑われている...
...現実の世界で超人的な力を持った人はいない...
...「僕は超人的恋愛家だと思つてゐるがね...
芥川龍之介 「河童」
...真に宮崎氏の超人的活動の賜物である...
石原莞爾 「戦争史大観」
...そして人間の頭脳ではとうていはかることのできない超人的思想とを知っているのは...
海野十三 「海底大陸」
...そんなことには超人的な記憶力をもっている若い男たちが...
海野十三 「赤外線男」
...新しい生活様式についても超人的な探求と実行とをもって臨み...
海野十三 「ヒルミ夫人の冷蔵鞄」
...ほとんど超人的な未来の見とおしとを示しながら...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...超人的な自信と冷静さを以ってカルピェルに言った...
C. スミス C. Smith The Creative CAT 訳 「いえ、いえ、ラゴーフにはもう!」
...巨大な超人的な光景――難破船のうちあげられた海岸...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...へたばってしまうであろうと思われるような超人的活動を...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...そうして辻褄(つじつま)の合わなくなることを完全に無くするにはほとんど超人的な智恵の持主であることが必要と思われるからである...
寺田寅彦 「雑記帳より(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...剣は超人的に伸びて行ったが...
中里介山 「大菩薩峠」
...探偵が浪花節の英雄のような超人的な働きをしないところにある...
久生十蘭 「魔都」
...変幻出没の超人的行為の力を借りない点において...
平林初之輔 「日本の近代的探偵小説」
...本来超人的、神的存在であるが、後には人間と神との中間的存在と考えられた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どんなに恐ろしい事を仕出かすものか……超人的な頭脳と意志を持った人間に取って...
夢野久作 「殺人迷路」
...秘密の裡に不幸なる民族国家を助くる超人的人物と信じ切って結社加入を承諾しましたものだそうで...
夢野久作 「暗黒公使」
...軍艦の舳先(へさき)を見るような巨大な顎の恰好の気味のわるいこと……見るからに超人的な...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...よく今日までを耐えてきた超人的な人々の力であった...
吉川英治 「私本太平記」
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