例文・使い方一覧でみる「趁」の意味


スポンサーリンク

...あるいは外艦を(お)うて羽根田に抵(いた)るも...   あるいは外艦を趁うて羽根田に抵るもの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...その視線を(お)うて望めば...   その視線を趁うて望めばの読み方
徳冨蘆花 「小説 不如帰」

...実際を言うと水草を(お)うて転々した時代においては...   実際を言うと水草を趁うて転々した時代においてはの読み方
中山太郎 「本朝変態葬礼史」

...昨夜華光来我、臨行奪下一金磚、と歌いきって櫓(ろ)を放した...   昨夜華光来趁我、臨行奪下一金磚、と歌いきって櫓を放したの読み方
正岡子規 「句合の月」

...美しい幻を(お)いながら...   美しい幻を趁いながらの読み方
松本泰 「日蔭の街」

...生絹も雑用に(お)われて問うこともなかった...   生絹も雑用に趁われて問うこともなかったの読み方
室生犀星 「荻吹く歌」

...筒井のあとばかりを(お)うて慕った...   筒井のあとばかりを趁うて慕ったの読み方
室生犀星 「津の国人」

...かれら三人の父はそれぞれの死を前にしてそして橘があとを(お)うた死をいたいたしく...   かれら三人の父はそれぞれの死を前にしてそして橘があとを趁うた死をいたいたしくの読み方
室生犀星 「姫たちばな」

...みんなは何日(いつ)となくその蛇をわなくなり...   みんなは何日となくその蛇を趁わなくなりの読み方
室生犀星 「不思議な国の話」

...おじさまの後を(お)うて来たらどうなさる...   おじさまの後を趁うて来たらどうなさるの読み方
室生犀星 「蜜のあわれ」

...その擧句(あげく)には二三人家から飛び出して來てめたん子をひ立てる事は...   その擧句には二三人家から飛び出して來てめたん子を趁ひ立てる事はの読み方
室生犀星 「めたん子傳」

...何処にも夏の景色が(お)いはらわれ...   何処にも夏の景色が趁いはらわれの読み方
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」

...夫君の後を(お)うて雪中を富士山頂に到り夫君と共に越冬し...   夫君の後を趁うて雪中を富士山頂に到り夫君と共に越冬しの読み方
夢野久作 「梅津只圓翁伝」

...廟堂の鼠臣(そしん)はついに(お)うも難し――か」「その通りだ」「考えれば考えるほど...   廟堂の鼠臣はついに趁うも難し――か」「その通りだ」「考えれば考えるほどの読み方
吉川英治 「三国志」

...日を(お)うて蔽(おお)い難(がた)いものがある...   日を趁うて蔽い難いものがあるの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...刹那的な快楽(けらく)を(お)い...   刹那的な快楽を趁いの読み方
吉川英治 「親鸞」

...後で代官所の追捕(ついぶ)に(お)い廻されなければなるまい――...   後で代官所の追捕に趁い廻されなければなるまい――の読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

...わしは浮かばれぬぞ! 秘帖を(お)え! 秘帖をえ」暗い天に...   わしは浮かばれぬぞ! 秘帖を趁え! 秘帖を趁え」暗い天にの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「趁」の読みかた

「趁」の書き方・書き順

いろんなフォントで「趁」


ランダム例文:
吸わせる   やはり野に置け蓮華草   上流階級  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
通天閣   民族浄化   脱炭素  

スポンサーリンク

トップへ戻る