...「あの工事現場には大型の起重機があるね...
...「その荷物、起重機を使わないと運べないかも...
...「クレーンは起重機の一種です...
...「起重機の免許を取りたいんだけど、難しいのかな...
...「起重機の音がうるさいので、周りの住民からクレームが出た...
...蒸気起重機、水力装置、その他の現代の設備によって、これ等の巨石を据えつけたのではない...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...そこでは、起重機から、だらりと綱がぶらさがっているだけだった...
海野十三 「超人間X号」
...本船からは、起重機の腕が、ぐっとだるま船の上にのびてきました...
海野十三 「豆潜水艇の行方」
...全工事に動いてゐる機関車が五百台、浚泥機(しゆんでいき)百台、トラック、ポンプ、エレヴェイター、起重機各五千、それでもつて、どん/\谷をうづめ、山をほりくづしたもので、海へはこび出した泥(どろ)や土や岩石は総計二十億トンと計上されてゐます...
鈴木三重吉 「パナマ運河を開いた話」
...5砂漠・暑い風・油ぎった水・陽に揺れる遠景・金属製の塔壁(パイロン)・伸び上ったり縮んだりする起重機の媚姿(ポウズ)・その煽情的な会話――かた・かた・かた――と...
谷譲次 「踊る地平線」
...起重機の鎖の音などの配列が実によくできていて...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...起重機のつり上げている鉄塊が実は張り抜きだと信ずることができれば...
寺田寅彦 「映画の世界像」
...ついでに言うが、この起重機は、昔はオルグイュ(傲慢(ごうまん))と言われたもので、パリーの市場の近くのモントルグイュ街は、それから由来した名前である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「起重機はありませんか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「息が切れる! 胸の骨が折れそうだ! 起重機を! 何かを! ああ!」マドレーヌはあたりを見回した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...「起重機のジャンとも言われていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...さながらムク犬の身体は起重機にかけられたと同じことであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...富岡は起重機のぎりぎりと巻きあげられるのを...
林芙美子 「浮雲」
...その起重機のさきには一匹の朝鮮牛が...
林芙美子 「新版 放浪記」
...河の両岸は起重機ばかり...
横光利一 「欧洲紀行」
...泥を銜(くわ)えたまま錆(さ)びついていた起重機の群れを思い浮べた...
横光利一 「上海」
...連絡船の影だの起重機の鉄骨だの...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...大きなバケット(桶(おけ))をさげた起重機がぐうっと上って来て一男の鼻さきでとまった...
吉田甲子太郎 「秋空晴れて」
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