...小笠原流で靜々とした起ち居振舞ひだから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ときおり人の起ち居する物音が...
山本周五郎 「落ち梅記」
...寧ろ起ち居は元気になり...
山本周五郎 「桑の木物語」
...起ち居がきびきびしていて...
山本周五郎 「契りきぬ」
...起ち居や言葉つきはずっと世慣れて...
山本周五郎 「初蕾」
...色紙の中に致す私の素人畫と同じ筆法にそれも起ち居するほかないが...
吉川英治 「折々の記」
...そこには妃の起ち居する気配もうかがわれた...
吉川英治 「私本太平記」
...起ち居も苦しいのであったろう...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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