...うすい代赭(たいしゃ)で描かれていました...
上村松園 「古い記憶を辿って」
...午後は代赭色になる...
江南文三 「佐渡が島のこと」
...M市の郊外に近い小高い赭土山(あかつちやま)の上にこんもりした雑木林を背景に...
大阪圭吉 「三狂人」
...林の上に聳(そび)えている赭(あか)ちゃけた禿山(はげやま)に...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...お婆さん」すると赭(しゃ)がれた女の声がそれに応じた...
田中貢太郎 「鬼火を追う武士」
...唇の黒赭(くろあか)いようなその顔が...
徳田秋声 「足迹」
...赭(あか)き肉(しゝむら)は宙宇に倒(さかしま)なり...
富永太郎 「熱情的なフーガ」
...赭っ茶けた襖の前に...
直木三十五 「南国太平記」
...あなた」と女はいつて顏を赭らめた...
長塚節 「開業醫」
...まだどこか子供々々した俤(おもかげ)のぬけきらぬ顔を赭(あか)くし...
長與善郎 「青銅の基督」
...七圓明寺(ゑんみやうじ)の杉(すぎ)が焦(こ)げた樣(やう)に赭黒(あかぐろ)くなつた...
夏目漱石 「門」
...「退け/\」赭(あか)い大顏の銅八の叱につれて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...靴を赭土まみれにして走り廻っている人間がある」印東はひとを小馬鹿にしたような顔で口を差し挾み...
久生十蘭 「魔都」
...四角な赭(あか)ら顔の爺(ぢ)いさんである...
森鴎外 「大塩平八郎」
...」石を一つ持つて考へ込んでゐた赭顔(あからがほ)は奥さんにかう云つた...
森鴎外 「金貨」
...どす赭(あか)い滲(にじ)みを巨大な鼻の辺に吹き出して...
吉川英治 「私本太平記」
...岩は赭(あか)くかわき...
吉川英治 「神州天馬侠」
...そこからにこにこと赭顔(あからがお)に笑みをたたえて来る白髪の老武士は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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