...私は集って来た大群衆と共に赫々たる太陽をあびて立った...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...父のアウレル帝時代に海外に輝した赫々(かっかく)たる武勲を敬仰して...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...その他二十年間わが邦人の耳目に赫々(かくかく)たる土木築造のごとき...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...大義赫々(かくかく)として天下に見(あら)われん...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼れが赫々たる戰功に伴へる威望の力に由りたるのみ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...マリユスは常に辺境に突っ立って未来をまもる赫々(かくかく)たる映像を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...築地より電車に乗り茅場町(かやばちょう)へ来かかる折から赫々たる炎天俄にかきくもるよと見る間もなく夕立襲い来りぬ...
永井荷風 「夕立」
...一向(ひたぶる)に名声赫々(かくかく)の豪傑を良人(おっと)に持ちし思いにて...
福田英子 「妾の半生涯」
...さて今日あの谷に立ち入る旅の者が赫々たる窓二つから目にするは狂いうごめく無数の大影...
エドガー・A・ポオ Edger A. Poe 「ポオ異界詩集」
...眸の底に赫々とうごいた...
吉川英治 「三国志」
...日輪は赫々と空にありながら...
吉川英治 「三国志」
...その勇名は赫々(かっかく)たるものがある...
吉川英治 「三国志」
...赫々(かっかく)たる祝福があったものの...
吉川英治 「三国志」
...そのうしろから赫々(かっかく)と日輪の昇ろうとする彩雲がうごいているのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...みな赫々(かっかく)と戦果をあげておるか」「ほとんど...
吉川英治 「新書太閤記」
...天下に赫々(かっかく)たる覇力(はりょく)と名声を揚げてゆく...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼の意念の火が――生命の火だけが――赫々(あかあか)と求法(ぐほう)の扉(と)に向って燃えているのであった...
吉川英治 「親鸞」
...赫々(かっかく)の天(あま)つ日(ひ)つぎの御子(みこ)をいただいておる...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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