...その眞中にはすばらしく大きい丸太が赫々と燃えさかつて...
アーヴィング 高垣松雄訳 「クリスマス・イーヴ」
...滝之助は赫々(かっかっ)と上気して...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...赫々たる大功を奏して武名天下に轟いて居る...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...武勲赫々(かくかく)威名四隣を圧するの豪傑なり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...武備の赫々たるとに向かってさらに意を注ぐことなし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...赫々邦家新(かくかくほうかあらたなるを)「新七...
直木三十五 「南国太平記」
...初めて原子核構造を探見した元祖として盛名世界に赫々として傳わつています...
長岡半太郎 「湯川博士の受賞を祝す」
...煉瓦干されて赫々(あかあか)してゐたしかも工場は...
中原中也 「在りし日の歌」
...この天才の光耀赫々たる狂想に耳を傾けたのです...
牧野信一 「『ユリイカ』挿話」
...けれども赫々たるその功績は没すべくもなく...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...富岳の頂きに赫々(かっかく)と朝日が燃えている...
山本周五郎 「おもかげ抄」
...赫々たる太陽に直面して自分の指を大空に向けてかざしてみるとよい...
吉川英治 「折々の記」
...南方に赫々(かっかく)たるものがある...
吉川英治 「三国志」
...日輪(にちりん)のごとき赫々(かっかく)さがある...
吉川英治 「神州天馬侠」
...赫々(かっかく)たる大勝の報は...
吉川英治 「新書太閤記」
...範宴の肉体に赫々(かっかく)と燃えている火のような希望も頼もしく思いながらも...
吉川英治 「親鸞」
...赫々(あかあか)と炎をあげた...
吉川英治 「親鸞」
...今こそこの赫々(かっかく)とした焔(ほのお)の下に...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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