...その顔には赤みがさしたり消えたりした...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...一面に皮膚の色が赤み走つて参るではございませんか...
芥川龍之介 「地獄変」
...赤み掛かった顔に...
アルチバシェッフ M. Artzibaschew 森鴎外訳 「罪人」
...赤みがさしています...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「アンネ・リスベット」
...少し赤みがかった日光が...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...赤みをおびたもの――をふくみ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...そのうち一個だけが赤みがかった石で...
田中貢太郎 「室の中を歩く石」
...あの黝(くろ)ずんだ赤みと...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...熱に浮かされて赤みばしった爺の眼を見...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...家のよろい戸のすき間から漏(も)れてくる赤みがかった光か...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...やや赤みの底にある唐繻子(とうじゅす)の帯と...
長谷川時雨 「江木欣々女史」
...ジェシのほほに赤みが戻った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...やがてほほに赤みが差し...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...樺(かば)〔赤みを帯(お)びた黄色〕などがある...
牧野富太郎 「植物知識」
...そのうちに白い朝顔は赤みを帯びてきて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ふたたび顔に赤みがさしてきたではありませんか...
グリム Grimm 矢崎源九郎訳 「三枚のヘビの葉」
...美しい赤みをおびた灰色のウソや...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...顔色も赤みがとれて平生と違わなくなった...
山本周五郎 「落ち梅記」
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