例文・使い方一覧でみる「贐」の意味


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...娘の哥鬱賢(こうつけん)が(はなむけ)した其の鸚鵡を肩に据(す)ゑて...   娘の哥鬱賢が贐した其の鸚鵡を肩に据ゑての読み方
泉鏡花 「印度更紗」

...さすがは酒井が注意して――早瀬へ(はなむけ)...   さすがは酒井が注意して――早瀬へ贐の読み方
泉鏡花 「婦系図」

...己(おの)が愛人の死出の旅路の(はなむけ)とされました...   己が愛人の死出の旅路の贐とされましたの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...私には何もするものがない...   私には何も贐するものがないの読み方
種田山頭火 「其中日記」

...これを高原君に(おく)りて紀念となしたるものなりという...   これを高原君に贐りて紀念となしたるものなりというの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...その幾分を割(さ)いて朝鮮行の(はなむけ)として小林に贈る事にした...   その幾分を割いて朝鮮行の贐として小林に贈る事にしたの読み方
夏目漱石 「明暗」

...こゝに(はなむけ)の文を奉りて御首途を送りまゐらす...   こゝに贐の文を奉りて御首途を送りまゐらすの読み方
正岡子規 「かけはしの記」

...梁川星巌の(はなむけ)の詩がある...   梁川星巌の贐の詩があるの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...「何ぞ御(おんはなむけ)に差上度候へ共有合不申...   「何ぞ御贐に差上度候へ共有合不申の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...心ばかりの(はなむけ)として...   心ばかりの贐としての読み方
夢野久作 「二重心臓」

...尊氏の首をみる御殊勲の日をお待ち申すぞ」「お(はなむけ)の辞...   尊氏の首をみる御殊勲の日をお待ち申すぞ」「お贐の辞の読み方
吉川英治 「私本太平記」

...おまへが買つておやりでなければわたしが買つて(せんべつ)にやらうと思つてたのです...   おまへが買つておやりでなければわたしが買つて贐にやらうと思つてたのですの読み方
若松賤子 「黄金機会」

「贐」の読みかた

「贐」の書き方・書き順

いろんなフォントで「贐」


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小さい      御教書  

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