...露国のごときは一はその土地一個の政治の版図としてあまりに濶大(かつだい)にして...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...いかなる濶大(かつだい)なる物体のうえにおいても...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...度量濶大(かつだい)にして...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...一人は濶大(かつだい)に一人は細小なるが...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...かの濶大(かつだい)なる一人も走(は)せ来たりて武男に力を添えんとする時...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...倒れし一人をたすけ起こせるかの濶大なる一人はこなたに向かい来たりぬ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...然ル後気局(ききょく)見解自然ニ濶大(かつだい)ス...
永井荷風 「小説作法」
...これけだしベンサム氏の気宇濶大...
穂積陳重 「法窓夜話」
...「人間的活動」の領域は濶大(かつだい)され...
与謝野晶子 「「女らしさ」とは何か」
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