例文・使い方一覧でみる「贏」の意味


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...かかる多事紛雑(たじふんざつ)の際に何か一(ひ)と仕事(しごと)して恰(あたか)も一杯の酒を(か)ち得(う)れば自(みず)からこれを愉快(ゆかい)とするものにして...   かかる多事紛雑の際に何か一と仕事して恰も一杯の酒を贏ち得れば自からこれを愉快とするものにしての読み方
石河幹明 「瘠我慢の説」

...星氏の自由党に於ける勢力を確保したるものなり彼は既に一着をち得たり攻守の位地は忽ち一転せり彼は関東東北九州の諸団体に伝令して組織改造に反対するの決議を為さしめたり...   星氏の自由党に於ける勢力を確保したるものなり彼は既に一着を贏ち得たり攻守の位地は忽ち一転せり彼は関東東北九州の諸団体に伝令して組織改造に反対するの決議を為さしめたりの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...曰はく禹稷皐陶三后佐唐虞、禹讓稷契及皐陶、堯舜之道、惟禹皐陶見而知之、此萬世所共聖、殷本紀述湯誥曰、古禹皐陶久勞於外、四涜已備、萬民乃有居、后稷降播農殖百穀、三公咸有功於民、故后有立、書序曰、皐陶矢厥謨、禹成厥功、帝舜申之、作大禹皐陶謨益稷、是三后自古論定、雖湯之興、不敢以契入三后而退皐陶也、乃甫刑忽易以伯夷降典折民爲刑、推爲三后、而皐陶不與、漢楊震孫賜遂以皐陶不與三后、恥拜廷尉之官、不知此甫刑之大繆也、堯時姜氏爲四伯、掌四嶽之祀、述諸侯之職、於周則有申甫齊許、(見高詩毛傳)國語史伯言姜爲伯夷之後、許爲大岳之胤、是甫侯之置皐陶進伯夷、代列三后者、私尊乃祖、假王命以寵先靈、穆王耄荒、誠哉其耄荒也、夫成天地之大功者、其子孫未嘗不淳耀惇大、唐虞夏商周而外、楚爲重黎祝融之後、爲伯益之後、而伯益實庭堅之子、禹薦益於天、孰謂大理官不列三后乎、史記秦之先始於大業、大業生大費、與禹平水土、大費佐舜調馴鳥獸、是爲柏翳、舜賜姓氏、索隱謂大業即皐陶、大費者伯益、即皐陶之子、又列女傳陶子生十五歳而佐禹、曹大家注、陶子即皐陶子伯益也、至皐陶之後、兼封英六、楚人滅六、臧文仲謂皐陶庭堅不祀忽諸者、猶周公之後自魯外、尚有凡蒋茅胙祭也、漢書古今人表只柏益一人、並無伯益柏翳分二人之説、甫侯自侈其家世、而天之所興、人力不與、伯夷姜氏之後、滅於陳田、卒不能與皐陶伯益爭衡、夫子以秦誓繼甫刑、知皐陶伯益之後、將繼稷契禹而代興也、惟王變而覇、道徳變而功利、此運會所趨、即祖宗亦不能聽其不自變、(書古微十一)魏源は禹稷皐陶を三后とすることが定論であるのに甫刑が皐陶を退けて伯夷を入れたのは不都合であると言ひ、それは穆王の時に甫侯が勝手なことをしたのだと論じてゐる...   曰はく禹稷皐陶三后佐唐虞、禹讓稷契及皐陶、堯舜之道、惟禹皐陶見而知之、此萬世所共聖、殷本紀述湯誥曰、古禹皐陶久勞於外、四涜已備、萬民乃有居、后稷降播農殖百穀、三公咸有功於民、故后有立、書序曰、皐陶矢厥謨、禹成厥功、帝舜申之、作大禹皐陶謨益稷、是三后自古論定、雖湯之興、不敢以契入三后而退皐陶也、乃甫刑忽易以伯夷降典折民爲刑、推爲三后、而皐陶不與、漢楊震孫賜遂以皐陶不與三后、恥拜廷尉之官、不知此甫刑之大繆也、堯時姜氏爲四伯、掌四嶽之祀、述諸侯之職、於周則有申甫齊許、國語史伯言姜爲伯夷之後、許爲大岳之胤、是甫侯之置皐陶進伯夷、代列三后者、私尊乃祖、假王命以寵先靈、穆王耄荒、誠哉其耄荒也、夫成天地之大功者、其子孫未嘗不淳耀惇大、唐虞夏商周而外、楚爲重黎祝融之後、贏爲伯益之後、而伯益實庭堅之子、禹薦益於天、孰謂大理官不列三后乎、史記秦之先始於大業、大業生大費、與禹平水土、大費佐舜調馴鳥獸、是爲柏翳、舜賜姓贏氏、索隱謂大業即皐陶、大費者伯益、即皐陶之子、又列女傳陶子生十五歳而佐禹、曹大家注、陶子即皐陶子伯益也、至皐陶之後、兼封英六、楚人滅六、臧文仲謂皐陶庭堅不祀忽諸者、猶周公之後自魯外、尚有凡蒋茅胙祭也、漢書古今人表只柏益一人、並無伯益柏翳分二人之説、甫侯自侈其家世、而天之所興、人力不與、伯夷姜氏之後、滅於陳田、卒不能與皐陶伯益爭衡、夫子以秦誓繼甫刑、知皐陶伯益之後、將繼稷契禹而代興也、惟王變而覇、道徳變而功利、此運會所趨、即祖宗亦不能聽其不自變、魏源は禹稷皐陶を三后とすることが定論であるのに甫刑が皐陶を退けて伯夷を入れたのは不都合であると言ひ、それは穆王の時に甫侯が勝手なことをしたのだと論じてゐるの読み方
内藤湖南 「尚書稽疑」

...(か)ち得るものは青楼(せいろう)薄倖の名より他には何物もない...   贏ち得るものは青楼薄倖の名より他には何物もないの読み方
永井荷風 「梅雨晴」

...当時文壇の風潮と合致する処ありければ忽(たちま)ち虚名を(か)ち得たりき...   当時文壇の風潮と合致する処ありければ忽ち虚名を贏ち得たりきの読み方
永井荷風 「矢立のちび筆」

...(か)ち得(う)る当人の愉快はただ二三同好(どうこう)の評判だけで...   贏ち得る当人の愉快はただ二三同好の評判だけでの読み方
夏目漱石 「思い出す事など」

...たまた※降参を申し込んで(あま)し得たるところ若干(いくばく)ぞと問えば...   たまた※降参を申し込んで贏し得たるところ若干ぞと問えばの読み方
夏目漱石 「自転車日記」

...不首尾きわまる遠征によって彼がち得たところの総てであった...   不首尾きわまる遠征によって彼が贏ち得たところの総てであったの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」

...私はそれを再びち得る爲めの努力を...   私はそれを再び贏ち得る爲めの努力をの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...とうてい勝利を(かちえ)させはしないだろう...   とうてい勝利を贏させはしないだろうの読み方
三木清 「語られざる哲学」

...進んでは協力者をち得たならば...   進んでは協力者を贏ち得たならばの読み方
三木清 「唯物史観と現代の意識」

...毎年数千の馬をこの国へ輸入し法外に(もう)ける...   毎年数千の馬をこの国へ輸入し法外に贏けるの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...審美的鑑賞的のものは美的滿足をち得るものとして...   審美的鑑賞的のものは美的滿足を贏ち得るものとしての読み方
村越三千男 「大植物圖鑑」

...多くの表現と韻律とをち得たことは...   多くの表現と韻律とを贏ち得たことはの読み方
室生犀星 「愛の詩集」

...言語は別に(思量と倶に)ち得らるる(ERWORBEN)者なりと...   言語は別に贏ち得らるる者なりとの読み方
森林太郎 「「言語の起原」附記」

...それが一躍して中臈を(か)ち得たのは破格である...   それが一躍して中臈を贏ち得たのは破格であるの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...勿論折角(か)ち得た官費は絶えてしまう...   勿論折角贏ち得た官費は絶えてしまうの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...君は自ら(か)ち得た報酬で宿屋の勘定をするが好い...   君は自ら贏ち得た報酬で宿屋の勘定をするが好いの読み方
森鴎外 「二人の友」

「贏」の読みかた

「贏」の書き方・書き順

いろんなフォントで「贏」

「贏」の英語の意味


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