...ここに十巻の全集が世に贈られることは癒されざる慰めの纔かな慰めである...
青柳喜兵衛 「夢の如く出現した彼」
...八その他の偶数で贈られる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...珍しい美術品を贈られることを...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...男の子のために破魔弓を贈られるのを樂んだものだ...
竹久夢二 「砂がき」
...あざやかさが贈られる...
太宰治 「正義と微笑」
...贈られる側からの意志も動いてゐる氣がする...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...また林露竹氏等の千代田吟社からは唐木の書棚を贈られるし...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...戦争孤児に対して贈られる物資の配分について発言する機関と機会をつくることである...
永井隆 「この子を残して」
...ちよつとした宛名たちの手許に贈られるよりはね...
仲村渠 「詩と詩集」
...八田氏よりニッカ・ウイスキー二本贈られる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...どこかの隅から花束が贈られる...
三岸好太郎 「上海の絵本」
...子が親から感謝状を贈られるということは世間に余り例がない...
武者金吉 「地震なまず」
...そんな時に菖蒲(しょうぶ)に寄せた歌が贈られる...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...新しい光やあざやかさが贈られる...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...最も豊かに美が贈られるとはいかなる神の企てであろうか...
柳宗悦 「工藝の道」
...公に沖縄文化への貢献者として感謝状を贈られるに至った...
柳宗悦 「四十年の回想」
...延寿酒を贈られるわけはない...
吉川英治 「三国志」
...機会あるごとに忠利から贈られる茶を...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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