...話が長くなっても、贅言をはさまずに伝えるべきことをまとめて伝える...
...目的を達成するために、贅言を省き、的を射た発言をする...
...もう少し贅言を減らせば、タイムマネジメントにも役立つだろう...
...贅言に走らずに、シンプルに「はい」「いいえ」で返答したほうがスムーズだ...
...十一月に萬茶亭の夕(作後贅言)を書いてゐる...
心猿 「荷風翁の發句」
...漆器に関しては彼らの尽くした莫大(ばくだい)の貢献についていうのはほとんど贅言(ぜいげん)と思われる...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...一言贅言(ぜいげん)を挟(さしはさ)ませて下さるならば...
橘外男 「蒲団」
...夫の贅言(ぜいげん)が小面憎(こづらにく)かった...
田中貢太郎 「黄燈」
...贅言をくどくどと列べ立てるのが癖だからである...
津田左右吉 「陳言套語」
...わざわざ贅言(ぜいげん)を費やす必要を感じる...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...科学上ではなんらかの画紀元的の進展を与えた新しい観念や学説がほとんど皆すぐれた頭脳の直観に基づくものであるという事は今さらに贅言(ぜいげん)を要しない事であるにかかわらず...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...丙子(ひのえね)十月三十日脱稿作後贅言(ぜいげん)向島寺島町に在る遊里の見聞記(けんもんき)をつくって...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...ここに此の贅言を綴った所以である...
永井荷風 「申訳」
...旅行の面白味に伴ふ利益は贅言を竢たぬ所で...
長塚節 「旅行に就いて」
...無用な贅言(ぜいげん)...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...これ以上の贅言(ぜいげん)をきく必要がない...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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