...『全否定論法』を加えてはいけませんか?」と質問する)いや...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...これからどうするのかと質問する訳にも行かず...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...先(ま)ず私の白頭についていぶかしげに質問する...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...館の外の石造の顔に向って質問するのと同様な効能しかなかったろう...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...顔ではむしろなぜそんなことを質問するかと驚いている...
夏目漱石 「三四郎」
...六十度の角度をなしているとか云えば極(きわ)めて明暸でそれより以外に説明する事も質問する事も何(なん)にもないのであります...
夏目漱石 「中味と形式」
...「あの隣りの客は元来何者だろう」と圭さんが槽(ふね)のなかから質問する...
夏目漱石 「二百十日」
...打ちつけに質問する訳には行かず...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...早速質問すると、言ったものは困った顔をして、繰返して自分が教えたといってはいけないといって教えてくれた...
長谷川時雨 「古屋島七兵衛」
...牧師が何か質問すると...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...いま質問する時間はないし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...玄関わきのドウダンツツジについて質問する...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...私が質問すると、栄子は湯呑のふちを舐めた...
山本周五郎 「青べか物語」
...銀座の往来の左右に電気ストーブを並べてパーッと暖かい空気を放射させる設備をなぜしないのだろう……などと真剣に質問する...
夢野久作 「実さんの精神分析」
...誰も質問するものはない...
横光利一 「欧洲紀行」
...」と質問すると、「それは練習次第で出来る...
横光利一 「馬車」
...大きなアカシヤの木の蔭の青く塗つた長椅子(バンク)で新聞を読んだり小犬をあやしたりして居るのを見附けて質問する事もあつたが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...この寒気(かんき)に、しかも夜、河の中へなど身を沈めて」と、質問すると、ふたりは異口同音に、「おわらい下さい...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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