...その性質すでに時間上...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...精神的生産が物質的生産とともに變質するといふことよりほかにないではないか...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...後に之が政党に変質することによって社大党との対立を招くことを恐れて支持を止めたのであるが...
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか?」
...道徳的自由主義に変質する...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...どれも皆何かの大事な思い出を帯びてる品物を一つ入質するよりは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その文學の本質する精神は...
萩原朔太郎 「詩に告別した室生犀星君へ」
...内容の本質する点を指すのであるから...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...しかも我々はこの対質することができないものと絶えず対質させられているのである...
三木清 「人生論ノート」
...マルクスは『神聖家族』においてフランスの唯物論と対質するに際して...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...何人もこれと對質すべく迫られてゐる...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...マルクスは『神聖家族』に於てフランスの唯物論と對質するに際して...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...徳(めぐむ)さんに質すに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...(a)これが余りに神経質すぎた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この人の身についた・主たる・常にかわらない・決して変質することのない・性質である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...さて危機だと見ると蝉脱するがごとく翻然と転質する気力がある...
横光利一 「北京と巴里(覚書)」
...」浄瑠璃の老婆の矢代を瞶め問い質す強い口調には...
横光利一 「旅愁」
...石がものを云ふかと質す...
吉川英治 「折々の記」
...「いかなるわけか」と質すと...
吉川英治 「三国志」
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