...調理に使うほとんどすべての酸性の野菜および脂肪質すなわち脂ぎった食品は銅に作用してその一部分を溶かす...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...彼はその聞いてゆくうちに疑問が生じてそれを質すまではいいのですが...
伊藤野枝 「ある男の堕落」
...胸線が早く変質すると...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...そして病的物質すなわちコレラ毒の増加は胃および腸管の中で起きるのに違いない...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...どれも皆何かの大事な思い出を帯びてる品物を一つ入質するよりは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...髪の毛の性質すらも精密な検査を行った...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...その文學の本質する精神は...
萩原朔太郎 「詩に告別した室生犀星君へ」
...そして詩が本質する精神は...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...すべて倫理感の本質するところは...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...冷たく問い質すような視線を投げかけた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...変質するとかいうことは絶対にない...
久生十蘭 「南極記」
...実感で試験をせんと自分の性質すら能(よ)く分らぬ男だ...
二葉亭四迷 「平凡」
...もし疑義あらばこれを先生の高識に質すべき事を命ずべし云々」と言い...
穂積陳重 「法窓夜話」
...どうもすこし神経質すぎるようだ...
堀辰雄 「菜穂子」
...私共はその事の真偽如何を質すよりも暫くその伝説の風流さを渇仰す可きでせうと断じたは...
正岡容 「滝野川貧寒」
...穴蔵の中で変質する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...さて危機だと見ると蝉脱するがごとく翻然と転質する気力がある...
横光利一 「北京と巴里(覚書)」
...そのときお前はどこにいたと問い質す風な鋭い老人の視線に...
横光利一 「旅愁」
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