...あまり身軽にとびあがれるのでうれしくなってしまったらしい...
海野十三 「火星探険」
...要領(ようりょう)よく身軽に...
海野十三 「恐竜島」
...彼女は案内者に荷物を任せて身軽に登つて来た...
高村光太郎 「智恵子抄」
...ひらと身軽に雨の街路に躍り出て...
太宰治 「新樹の言葉」
...弟を負(おん)ぶしながら身軽にどんどん奥の方へわけ入って行くので怖(こわ)くなった...
徳永直 「あまり者」
...身軽に外へ飛び出してしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...わたくしのように身軽には歩けません」「歩きます――このままでもかまいません...
中里介山 「大菩薩峠」
...夕食の仕度らしく身軽に立ち働いております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いつそう身軽になつた気がした...
林芙美子 「浮雲」
...自分のいい年も忘れて非常に身軽に踵をトントン踏み鳴らしながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...小鳥のやうに身軽になりましたの...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...私は身軽になって...
堀辰雄 「麦藁帽子」
...父は小家に入って「身軽になったようだ」と云った...
森鴎外 「細木香以」
...自分だけひとり身軽に桟橋へとび移った...
山本周五郎 「新潮記」
...身軽になつて窓の処(ところ)へ走り寄つたわたしは...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...身軽に扮装(いでた)ち...
吉川英治 「剣の四君子」
...身軽に跳び下りようとすると...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...犬に追われながら、身軽に、半ば畝(うね)を離れて、走れるだけ走るのである...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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