...詩賦は他人の助を藉(か)ることを允(ゆる)さずと記したり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...即興一句を賦す...
大町桂月 「春の筑波山」
...此美婦に賦与したり...
高木敏雄 「比較神話学」
...天賦の長者のそれに比し...
太宰治 「碧眼托鉢」
...其俗國大人皆四五婦、下戸或二三婦、婦人不淫、不忌、不盜竊、少諍訟、其犯法、輕者沒其妻子、重者滅其門戸及宗族、尊卑各有差序、足相臣服、收租賦、有邸閣、國國有市、交易有無、使大倭監之...
陳壽 「魏志倭人傳」
...僕の鈍(どん)は必ずしも天賦(てんぷ)の能力に原因しているとは限らない...
夏目漱石 「明暗」
...天賦(てんぷ)自由の権利あるを知らず己(おの)れがために如何(いか)なる弊制悪法あるも恬(てん)として意に介せず...
福田英子 「妾の半生涯」
...実質もない雲には彼は心を賦与した...
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳 「チチアンの死」
...神社を宏壮にし神職に威力を賦して思想界を取り締らしめんとて...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...天賦の才能を以て...
水上瀧太郎 「覺書」
...与源波響木文河釧雲泉川槐庵同賦」として七律二首がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...小郡駅逆旅、池蓮盛開、花葉頗大、都下所未見、応主人需賦...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...乃賦書中乾蝴蝶詩...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...石坂白卿及厚重二児賦...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...天賦の良質と徳性とは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...皆諸侯の従属として新たにかくのごとき有利なる地位を賦与せられた点は...
柳田国男 「家の話」
...月賦のズボンをよごしたのではないか...
山本周五郎 「季節のない街」
...十分一税が賦課された後に同一の利潤が取得され得る以前に...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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