...私の思惟はものに対して何らの必然性をも賦課しないのであるから...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...伊藤侯は天賦の辯才あるに拘らず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...殊に賦頌を別にすると...
内藤湖南 「支那目録學」
...百宋一廛賦といふものを作つてその藏書の富んでゐることを褒め立てなどしたので...
内藤湖南 「藏書家の話」
...ものうき鐘はおのづから惜春(せきしゆん)の賦を奏るを...
永井壮吉 「偏奇館吟草」
...処方箋は今日と似た形式であり、基剤、追加剤、賦形剤、中和剤から成っていた...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...受取ったのは利息の外に月賦の金を入れて三両二分」「――」「三軒目の宇田川町の呉服屋――相模屋清兵衛のところへ行ったのは戌刻(いつつ)半(九時)」「待ってくれ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...また「今ノ艾(ガイコウ)ハ朝鮮国ヨリ伝ヘシニヤ朝鮮ハ我国ヘ近キユヘ我邦ノ風俗ノ移リタルニヤ朝鮮賦注ニ艾アリ其文左ノ如シ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...秩父縞(ちゝぶじま)の月賦売が却(かへ)つて格安の事や何かを話して聞かせる...
眞山青果 「茗荷畠」
...今日なお若干の煩わしい賦役制度が残存しており...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...斯く規定されることによつてその意義と特質とを獲得すると共にまたその制限と限界とをも賦與されてゐる...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...『ラーマーヤナ』は誰も知った通りヒンズー教の二大長賦の一つで...
南方熊楠 「十二支考」
...是は風聲勁疾之貌、鮑昭蕪城賦、々風威と出づ...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...私は月賦でチチハル辺の醤油屋の店をかいた30円の六号をとり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...神辺(かんなべ)では菅茶山が人日(じんじつ)に藩士数人を集(つど)へて詩を賦した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...琴はいかにも virtuoso の天賦を備えている...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...曹操の徳を頌(しょう)した長詩を賦(つく)って...
吉川英治 「三国志」
...もし更に税金が貧民の支持のために賦課せられるならば...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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