例文・使い方一覧でみる「賢俊」の意味

...日野賢俊（けんしゅん）御坊にお会いできたのでございました」「ではその賢俊より院へ」「はい... 日野賢俊御坊にお会いできたのでございました」「ではその賢俊より院へ」「はいの読み方
吉川英治「私本太平記」

...その間（かん）、朝廷方のきびしい御監視をくぐるため、ことばにも現わせぬ苦心は数々（かずかず）でござりましたが」「ム、さもあろう」「が、賢俊御坊には、これぞ持明院統の時節到来と、必死な御助力でございました... その間、朝廷方のきびしい御監視をくぐるため、ことばにも現わせぬ苦心は数々でござりましたが」「ム、さもあろう」「が、賢俊御坊には、これぞ持明院統の時節到来と、必死な御助力でございましたの読み方
吉川英治「私本太平記」

...賢俊御坊と薬師丸のふたりも... 賢俊御坊と薬師丸のふたりもの読み方
吉川英治「私本太平記」

...御使の賢俊と薬師丸を... 御使の賢俊と薬師丸をの読み方
吉川英治「私本太平記」

...「あなたが足利の宰相尊氏どのでおわされるか」賢俊のことばであった...
吉川英治「私本太平記」

...個人的な応答と察して、尊氏がしかる由をこたえると、賢俊もまた、「拙僧は三宝院ノ僧正賢俊と申すものですが、つい先（さい）つ頃までは、院のお側（そば）近う仕えたてまつっていた中納言日野の資明（すけあき）におざりまする」と、その身分を一応あきらかにしたうえで... 個人的な応答と察して、尊氏がしかる由をこたえると、賢俊もまた、「拙僧は三宝院ノ僧正賢俊と申すものですが、つい先つ頃までは、院のお側近う仕えたてまつっていた中納言日野の資明におざりまする」と、その身分を一応あきらかにしたうえでの読み方
吉川英治「私本太平記」

...ここに不肖（ふしょう）賢俊を以て... ここに不肖賢俊を以ての読み方
吉川英治「私本太平記」

...賢俊はそれの奉書（ほうしょ）と... 賢俊はそれの奉書との読み方
吉川英治「私本太平記」

...日野賢俊もついて行った... 日野賢俊もついて行ったの読み方
吉川英治「私本太平記」

...尊氏にせよ賢俊にしろ... 尊氏にせよ賢俊にしろの読み方
吉川英治「私本太平記」

...「続（ぞく）・伝燈広録賢俊伝（でんとうくわうろくけんしゆんでん）」のうちにはこういう一記事が載（の）っている... 「続・伝燈広録賢俊伝」のうちにはこういう一記事が載っているの読み方
吉川英治「私本太平記」

...尊氏の侍僧日野賢俊（けんしゅん）にむかい... 尊氏の侍僧日野賢俊にむかいの読み方
吉川英治「私本太平記」

...直義や日野賢俊（けんしゅん）をつれて... 直義や日野賢俊をつれての読み方
吉川英治「私本太平記」

...いつもそばにおいている陣中僧の日野賢俊へ訊ねていた... いつもそばにおいている陣中僧の日野賢俊へ訊ねていたの読み方
吉川英治「私本太平記」

...賢俊（けんしゅん）... 賢俊の読み方
吉川英治「私本太平記」

...屈強（くっきょう）な旗本輩（はたもとばら）や陣中僧の日野賢俊らはもちろん一刻もそばを離れてはいない... 屈強な旗本輩や陣中僧の日野賢俊らはもちろん一刻もそばを離れてはいないの読み方
吉川英治「私本太平記」

...その行く先は大殿のほか誰が知りましょうや――と賢俊は思った... その行く先は大殿のほか誰が知りましょうや――と賢俊は思ったの読み方
吉川英治「私本太平記」

...賢俊は持明院統の臣下である... 賢俊は持明院統の臣下であるの読み方
吉川英治「私本太平記」