...〔譯〕賢者は※(ぼつ)するに臨(のぞ)み...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...清逸はつまらぬこととは思いながら白石の父の賢明さを思い浮べた...
有島武郎 「星座」
...「賢ちゃん、あれペリスコープだよ...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...現に聖賢の道に深入りして四角張ってのみいられる池田新太郎少将に見られるのだ...
江見水蔭 「備前天一坊」
...」埃及王は賢い筈の家来達を幾人か集めて相談をしたが...
薄田泣菫 「茶話」
...古聖賢の道を究(きわ)めた筈の魚容も失意の憂愁に堪えかね...
太宰治 「竹青」
...紛れもなく賢い人であったが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...時間に解決させるのがいちばん安全にして賢明なる手段だと...
中里介山 「大菩薩峠」
...マチルデは美しくて賢かった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ずっと賢明であったろう...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...賢夫人を突っついて...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...だが賢い行政官が...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...以て我々の間の愚者と賢者とを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ペルシア王の重臣セイラムネスは「あなたの計画はきわめて賢明なのに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...はなはだ賢明にもこういった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...賢くて慈愛な父母の保護の下(もと)に常に彼等を解放して有らゆる社会の活動を目撃させ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...べつだん世の賢者にたてついたり...
吉川英治 「私本太平記」
...……ただ、知らん顔をしておられるだけじゃよ」「ははあ」「知った顔をせぬことが、今の時代には、賢明な、君子の常識じゃ...
吉川英治 「親鸞」
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