...近代の忙(あわた)だしい騒音や行(ゆ)き塞(づま)った苦悶を描いた文芸の鑑賞に馴れた眼で見るとまるで夢をみるような心地がするが...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...二葉亭も来る度毎(たんび)に必ずこの常例の釜揚を賞翫したが...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...ずいぶん前のことだが或る文学賞を得た男である...
梅崎春生 「日の果て」
...良寛遺墨を鑑賞する...
種田山頭火 「旅日記」
...已ニ賞ス秋窓ニ秋ノ不レ尽キザルヲ...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...ドヴォルシャークの郷愁(ノスタルジア)に聴き入って涙するのはわれわれ音楽鑑賞者の最もよき法悦であり...
野村胡堂 「楽聖物語」
...僕が小説について鑑賞し得る...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の追憶」
...先輩の推賞を得た拙著『旧聞日本橋』の稿を...
長谷川時雨 「鉄くそぶとり」
...日繊の「歩きかたコンテスト」で賞品にもらった...
久生十蘭 「あなたも私も」
...それは正しい鑑賞とは言い得ないと思う...
藤島武二 「画室の言葉」
...一同に特賞をやるから部屋へ来れと言って...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...僕の天才に対するその人の嘆賞を利用して...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...牛驢の陰具を明の宮中で賞翫(しょうがん)した話ついでに録して...
南方熊楠 「十二支考」
...作者の賞(ほ)めちぎってある女のすること...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そして群衆は大いにこの人の気宇高大なのを賞め称(たた)えながら解散した...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...鑑賞しているのである...
夢野久作 「能ぎらい/能好き/能という名前」
...あれはやはり賞められない事だと思う...
吉川英治 「鬼」
...その働きによって恩賞するであろう」「ありがとう存じます」若い二人は勇躍して...
吉川英治 「三国志」
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