...その度に何かと賞めてやるので...
池谷信三郎 「忠僕」
...川上機関大尉の首にかけられた賞金はおどろくなかれ...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...思案に餘つて遂に學生全般に賞を懸けて歌詞を募集することにした...
相馬御風 「校歌「都の西北」と私」
...近代風景を断片的に鑑賞することが出来た...
種田山頭火 「道中記」
...但(ただ)し賞与なかりし者は金弐円也とあった...
寺田寅彦 「枯菊の影」
...授賞の調査は、複雜にして、公平に審議せねばならぬ...
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」
...有名な交声曲(カンタータ)「蕩児(とうじ)」が一等賞になった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...風靜叉江不起波 輕舟汎々醉過天遊只在人間外 長嘯高吟雜掉歌と賞してゐるが...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...しかも相手は蓉子が僕の前でさえときどき賞讃する米倉以外の誰であり得るんだ?」「僕は夫になったこともなし...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...それでこの歌の観賞は終るわけである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...或は學校其他公共の部局より之を賞することあり...
福沢諭吉 「帝室論」
...今月の演技賞決定発表する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...我々にリラの實體そのものを目に見えるやうにさせてゐる」と言つて激賞してゐる一節であります...
堀辰雄 「プルウストの文體について」
...それがファッショの国では恐らく名誉なものであろうムッソリーニ賞杯を得ているのは何故であろうか...
宮本百合子 「イタリー芸術に在る一つの問題」
...江戸町與力の倅(せがれ)山崎賞次郎が焉馬(えんば)の名を襲いだのは...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...お賞(ほ)めあそばすのでございますか」「安土の御普請(ごふしん)にあたって...
吉川英治 「新書太閤記」
...賞めそやした時に...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...むしろ鑑賞者の生活を高め豊富にするということによって...
和辻哲郎 「蝸牛の角」
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