...以前は家老でさえも膝行して盃を賜わるという風であったのを...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...こんな会釈(えしゃく)を賜わるほどのことは例外でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...毎年灰方の御料所からして年貢米が納まると一俵を実隆に賜わることがほとんど恒例のようになっており...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...宗祇に賜わることになって...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...日ごろ功労のあった重臣に鶴の血をしぼりこんだ『鶴酒(つるざけ)』を賜わるのが例になっていた...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...かつて政府の官途に入らざるも必ず位階を賜わるは...
福沢諭吉 「学問の独立」
...現代の帝王の御女(おんむすめ)を賜わるといっても...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...永く記録されるような功績に対して賜わるものなのに...
山本周五郎 「風流太平記」
...「六十二万石領知」の墨付を賜わる...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...曲げてお授け賜わるように」誰かと...
吉川英治 「三国志」
...朝敵征伐の節度(せつど)(出征の祝い)を賜わるためにである...
吉川英治 「私本太平記」
...お励ましを賜わるなれば...
吉川英治 「新書太閤記」
...養育して賜わるや)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...お菓子など賜わると...
吉川英治 「新書太閤記」
...馳走して賜わるまいか」さしもの鬼が...
吉川英治 「新書太閤記」
...もし私にその不用地を賜わるならば...
吉川英治 「新書太閤記」
...そういうご遺志をついで賜わるお弟子は他に幾人もおります...
吉川英治 「親鸞」
...この上総介にこそ賜わるべきであるまいか」と...
吉川英治 「源頼朝」
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