...此水の賜ものである...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...そのかわりに軽薄に育たなかったという賜ものをも得た...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...常羅漢悔謝の賜ものに頼(よ)りて解脱したと言うと...
南方熊楠 「十二支考」
...総て是れ御身の賜ものだ...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...此脅迫の賜ものであらう...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...父の賜ものたる髪を切って...
吉川英治 「三国志」
...秀吉などと共に多少生死の境を味わった戦陣生活の賜ものか...
吉川英治 「新書太閤記」
...いわゆる大地を褥(しとね)としていた当時の賜ものと思われる...
吉川英治 「新書太閤記」
...どっちも若い賜ものである...
吉川英治 「平の将門」
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