...必ず茂吉を賛美するか...
芥川龍之介 「僻見」
...しかし唯その為にのみ蒹葭堂主人を賛美するのは――第一に天下のペエトロンなるものを己惚(うぬぼ)れさせるだけでも有害である!もう一度便宜上繰り返すと...
芥川龍之介 「僻見」
...私は神を賛美するだけだ...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...我々がカントの宇宙開闢論の著述を賛美するのは物理学的見地から見てではなくて...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...シデナムはヒポクラテスについて「どんなに賛美しても彼を充分に賛美することはできない」とし...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...シネマ俳優としてのベーアの才能と彼のいろいろなセンチメンタル・アドヴェンチュアとを賛美する一万の婦人がいてはなやかな喝采(かっさい)を送ったそうである...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...物質と生命をただそのままに祭壇の上に並べ飾って賛美するのもいいかもしれない...
寺田寅彦 「春六題」
...なんら罰せらるる事なしに日常に鑑賞し賛美する特権をもっているわけである...
寺田寅彦 「備忘録」
...現代科学の花や実の美しさを賛美するわれわれは...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...日本の「現実」を賛美するものが之である...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...父を賛美する理由を見出そうと努めていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...時としては賛美することさえある...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...今は愛という語を口にするのは当を得ない時期であるが、しかも僕はあえてそれを口にし、それを賛美する...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...神を賛美する心が孤児の世話をしている...
永井隆 「この子を残して」
...そして神のご光栄を賛美するため今夜のクリスマスにはこの煉瓦の塊の底にのぞいている鐘が空中につり上げられて鳴りますようにと一心に祈った...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...人知の低きを悟り全知全能の神の偉大さをひそかに賛美するにあることを述べた...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...この世の生を終わったのちは神とともにあってその光栄を賛美する目的で改宗したのでした...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...やがて有意義な死を賛美するに至り...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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