...君はこの国でも市民になる資格を持つてゐる...
芥川龍之介 「河童」
...出資者はY――氏といふ名のある事業家で、創業資は二萬圓、維持費の三萬圓を年に一萬宛注込んで、三年後に獨立經濟にする計畫である...
石川啄木 「札幌」
...立派に装釘された金目な参考資料などは...
上村松園 「座右第一品」
...四十一「過去は死したる過去として葬(ほうむ)らしめよ」「われをしてわが日々のライフの友たる少年と少女とを愛せしめよ」「生活の資本は健康と金銭とを要す」「われをして清き生活をいとなましめよ」こういう短い句は日記の中にたえず書かれた...
田山花袋 「田舎教師」
...「この辺は私もじつはあまり案内者の資格がないようです」桂三郎はそんなことを言いながら...
徳田秋声 「蒼白い月」
...資本制下の技術(普通そう呼ばれているが正確には他の呼び方が必要だった)と社会主義機構下の夫とでは...
戸坂潤 「科学論」
...つまり資本主義文化の啓蒙活動に於て著しく後れていた当時のドイツは...
戸坂潤 「啓蒙の現代的意味と役割とについて」
...そこでは対資本家的労働組合は不合理だ...
戸坂潤 「啓蒙の現代的意味と役割とについて」
...しかし私の家計にはこれでも大分の資(たす)けになった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...九千万人の人間が生きて行くだけの資源が足りないのである...
中谷宇吉郎 「捨てる文化」
...かくのごとく広意に解すれば勧善懲悪の資料に供するものは皆教育である...
新渡戸稲造 「教育家の教育」
...聴いてそれを判断の資料に加へると云ふ考へがあると思つたら...
平出修 「公判」
...人口が生活資料の水準に達しない若干の場合がある...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...「賃労働と資本」を連載した...
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」
...おきえさんが家のことをするようになってからは飯尾さんは何かにつけてその相談役という資格である...
矢田津世子 「父」
...私は境涯と資性と...
柳田國男 「地名の研究」
...浅見氏の靖献遺言はその意味において好資料といえよう...
山本周五郎 「菊屋敷」
...日本がまだ資本主義国ではなく...
山本周五郎 「季節のない街」
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